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元日! 13
温かい紅茶を飲みながら待つ。
ルーク、お正月は着物着てたりしたのかな?
でも若い男の子とか成人式でもスーツとかだったわよね?
今世は洋装だし、多分和装は経験少なそう……
「ご主人、どうしたにゃ?」
「ん、なぁに?タマ」
「むずかしいカオしてるにゃ」
難しい顔か……今世と前世、有り様の違う世界なのに類似点の多い不思議な世界。
乙女ゲームからは既にかなり逸脱してる。
そもそもがスタートからして違ってる。
寧ろより複雑に難しくなったこの世界であの子はゲームに固執してた。
ゲームが始めなの?それとも違う何かがある?
カップの中、揺れる紅茶の波紋。この世界は作り物の世界じゃない?
「エリーゼ様、お支度が出来たそうですよ」
「お待たせしました。ルーク様達はエントランスでお待ちです」
シンシアがソニアを従えて伝えてくれる。
「エリーゼ様、エリーゼ様のお着物は本当に素晴らしい物です。新しい素材で仕立てたお着物、早く奥様にも着て頂きたいと心より思いました。この仕上がり、余程の職人だと見受けました。良い物を見れて嬉しく思います。では、私達はこれで失礼致します」
「ありがとう。その……お母様もお着物を着るのかしら?」
礼をして部屋から出ようとするシンシアを呼び止めて聞く。
だって気になるじゃない!
「エリーゼ様がお着物だと報告致しましたらきっと奥様も着付けるでしょう。……でも、エリーゼ様のお着物を見たら何と仰るか……」
そりゃそうだ!お母様だって天蚕糸で作ったお着物着たいに違いない。
……丈が違うけど何とかなるかな?んー……無地に小紋に色留め袖とかなら何とかなる?
小物やお飾りでどうとでも出来るなら……でも、それ程お着物がある訳じゃないからなぁ……
収納リストを呼び出してじっくり見る。
ん?何だ……?スワトゥー……?着物の欄に?色は藤紫か……ちょっと出して見てみよう。
良さそうだったらお母様に着て貰おうっと。
帯もセットだから深く考えなくて良いしね!
ポンと手に出してみた着物と帯のセットは豪華な品でした!
これ……お婆ちゃんのお着物の似てる……再現率高いよ……
どうなってるのチビナビちゃん達……
しかも合わせて使ってた袋帯だよ、コレ……色柄も上品だしお母様着るかな?
「シンシア、ソニア。もし着れそうならお母様にコレを。ただ私に合わせてあるからちょっと難しいかも知れないのだけど……」
お着物を凝視していたシンシアがサッと着物の柄の有り様を確認するとホッとしたような笑顔になった。
「こちらであればきっと着れます。ありがとうございます、エリーゼ様。きっと奥様も喜ばれると思います」
深々と頭を下げたシンシアとソニア。
「では、宜しくお願いします。私はエントランスに行きますから」
「「はい。お預かり致します。行ってらっしゃいませ」」
礼を述べるシンシアとソニアの声が重なってる。息がピッタリなのね……
「エリーゼ様、行ってらっしゃいませ!」
元気いっぱいのアニスの声に見送られ部屋を後にする。
勿論、カワイコちゃん達を引き連れてよ!
ルーク、お正月は着物着てたりしたのかな?
でも若い男の子とか成人式でもスーツとかだったわよね?
今世は洋装だし、多分和装は経験少なそう……
「ご主人、どうしたにゃ?」
「ん、なぁに?タマ」
「むずかしいカオしてるにゃ」
難しい顔か……今世と前世、有り様の違う世界なのに類似点の多い不思議な世界。
乙女ゲームからは既にかなり逸脱してる。
そもそもがスタートからして違ってる。
寧ろより複雑に難しくなったこの世界であの子はゲームに固執してた。
ゲームが始めなの?それとも違う何かがある?
カップの中、揺れる紅茶の波紋。この世界は作り物の世界じゃない?
「エリーゼ様、お支度が出来たそうですよ」
「お待たせしました。ルーク様達はエントランスでお待ちです」
シンシアがソニアを従えて伝えてくれる。
「エリーゼ様、エリーゼ様のお着物は本当に素晴らしい物です。新しい素材で仕立てたお着物、早く奥様にも着て頂きたいと心より思いました。この仕上がり、余程の職人だと見受けました。良い物を見れて嬉しく思います。では、私達はこれで失礼致します」
「ありがとう。その……お母様もお着物を着るのかしら?」
礼をして部屋から出ようとするシンシアを呼び止めて聞く。
だって気になるじゃない!
「エリーゼ様がお着物だと報告致しましたらきっと奥様も着付けるでしょう。……でも、エリーゼ様のお着物を見たら何と仰るか……」
そりゃそうだ!お母様だって天蚕糸で作ったお着物着たいに違いない。
……丈が違うけど何とかなるかな?んー……無地に小紋に色留め袖とかなら何とかなる?
小物やお飾りでどうとでも出来るなら……でも、それ程お着物がある訳じゃないからなぁ……
収納リストを呼び出してじっくり見る。
ん?何だ……?スワトゥー……?着物の欄に?色は藤紫か……ちょっと出して見てみよう。
良さそうだったらお母様に着て貰おうっと。
帯もセットだから深く考えなくて良いしね!
ポンと手に出してみた着物と帯のセットは豪華な品でした!
これ……お婆ちゃんのお着物の似てる……再現率高いよ……
どうなってるのチビナビちゃん達……
しかも合わせて使ってた袋帯だよ、コレ……色柄も上品だしお母様着るかな?
「シンシア、ソニア。もし着れそうならお母様にコレを。ただ私に合わせてあるからちょっと難しいかも知れないのだけど……」
お着物を凝視していたシンシアがサッと着物の柄の有り様を確認するとホッとしたような笑顔になった。
「こちらであればきっと着れます。ありがとうございます、エリーゼ様。きっと奥様も喜ばれると思います」
深々と頭を下げたシンシアとソニア。
「では、宜しくお願いします。私はエントランスに行きますから」
「「はい。お預かり致します。行ってらっしゃいませ」」
礼を述べるシンシアとソニアの声が重なってる。息がピッタリなのね……
「エリーゼ様、行ってらっしゃいませ!」
元気いっぱいのアニスの声に見送られ部屋を後にする。
勿論、カワイコちゃん達を引き連れてよ!
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