婚約破棄されまして(笑)

竹本 芳生

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連載

元日! 29

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パチッとスイッチが入るように目が覚めました!
現状確認しよう!
私!ルークに肩を抱かれてます!恥ずかしいです!
お父様もお兄様達もお祖父さまもお祖母さま上もお母様もカワイコちゃん達も全員集合してます!
ルークの膝に手を置いて少しだけ体を起こすアクションをする。
私の肩に置かれた手から力が少し抜ける。

「ルーク。私、どれ位寝てた?」

僅かに起こした体のおかげでルークの顔を覗き込むように見上げる。
……シャープな顎のラインとかキレイだなぁ……

「おはよう。少しはスッキリ出来たようだな。寝てたのは一時間位だよ」

一時間……思いっきり寝てた!

「エリーゼの可愛い寝顔見れて、少し嬉しかった」

ななな……何言ってるのよ!

「私っ!涎とか垂らしてないわよね?」


「大丈夫、垂らしてない」

バチンッ!とウインクするとか何アピールなの!ときめいちゃ
うでしょ!
ドラマの中や漫画の中の女の子みたいにドキドキするのが理解出来る。
好きな人ってだけで特別な気持ちが芽生えるのね。

「良かった」

良かった……大きなソファに私とルークみたいにお祖父さまとお祖母さまが座って……って違った!
お祖父さまのお膝の上に抱き抱えるようにしてる……
アレか!キャスバルお兄様が私を抱っこしてる姿か!?
チロッと見たお父様とお母様も同じように座ってる。
シュバルツバルト家の男はアレがデフォなのかしら?
こう、デロデロに甘やかすのが基本スタイルです!みたいな?
思い出してちょっと凹む。
きっと私もあんな感じだったんだろうな……

「なぁ、エリーゼ。エリーゼも膝の上に来るか?」

「行きません。もう、十分に休んだし」

「残念」

残念!じゃないわよ。何言ってるのよ。

「エリーゼ、チョコレート終わっちゃったのよ。もうお終いかしら?」

チョコレート追加注文来ましたーーっ!

「勿論ありますわよ。ルーク、お皿取って下さるかしら?」

ルークにお皿を取って来て貰う。
粒チョコレートを尾お皿いっぱい入れる。

「チョコレート……美味しそうだな」

「美味しかったわよ。お皿、戻して貰える?」

「ああ、分かった」

お皿を置いた後、数粒手に取り口の中にチョコレートを放り込むルーク。

「おっ!モ〇ゾフっぽい味のチョコレートだな。美味しい」

モ〇ゾフ?バレンタイン近くになると買ってたけど……
チビナビちゃう達って味も再現してくのかしら?
ゴディ〇も食べた事あるのにモ〇ゾフなんだ……
いや、美味しければ良いんだけど……それよりも一粒食べただけで分かるって……
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