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新しい日々 32
「知らなかった……ただ女の代わりに抱くって訳じゃなかったのか……」
「違うわ。体の関係を持った方がより強い関係になるから……勿論、そうじゃない人もいるけどね。でもそれなら武力や知識を向上させる意味は無いでしょ。有能な人を死ぬまで自分に縛り付けるのに一番手っ取り早いから体ごと支配するのよ。嫌な言い方だけど、でも本当の事だから。そりゃあ本音では愛し合ってる主従もいるけど、子供は何としても作らなければならないし問題もあるかも知れないけど」
だってキャスバルお兄様はレイの事は本気で愛してると思うのよね、でもお互い家庭は要る訳だし……その辺はトールお兄様もか……
「あー……そうだな、キャスバルもトールも側近への愛情あるよな。婚約者は婚約者で大事にしてるとは思うけど……」
「そうね。キャスバルお兄様は婚約者の方にご挨拶に行かれた事があるようだけど、頻繁ではないし手紙のやり取りも怪しいのよね……トールお兄様の婚約者はヒルダだから、お会いしてるのは知ってるけど……」
待てよ……確かキャスバルお兄様の婚約者って春になったらうちに来るのよね。
「……キャスバルの婚約者、春にこちらに来るんだよな。持て成すんだろ、やっぱり夜会とかするよな?」
バッ!と顔を上げてルークを見つめる。
「ねえ、帝国のご飯って美味しいの?うちと比べてどう?何か食べたい物とかあるのかしら?」
出来れば喜んで欲しいもの、少し位は予備知識入れておきたい!
「そうだな……海産物は高価だから嬉しいと思うな……でも食事はここが一番美味しいかな。味付けとか……エリーゼの思うままに献立決めて良いと思う」
「海産物……そうね!海産物ふんだんに使ったメニュー考えるわ!」
そう言ってからルークの背中に手を回して、グリグリとルークの胸に顔を埋める。
あったかい……ルークの心臓の音落ち着く……
「エリーゼ……」
ん?ルークの手が私の顔を撫でられ、上に向かされる。
熱の篭もったルークの目が少し怖い……
そのまま近付いて来るルークの顔にソッと目を瞑る。
温かくて柔らかいモノが唇に当たる……フニフニと唇が食まれ、何だか可笑しくて息が漏れっ!
「ぅんぅ……」
唇が舐められ、ルークの舌が入り込んで来た……口の中舐められ舌が絡まる。
ルークの熱に頭の中から犯されるみたい……
気持ち良い……
でも、そんな時間はすぐに終わりを告げて熱も何もかもが無くなる。
「エリーゼ、必ず帰って来る。お休み」
「ん……お休みなさい」
立ち上がって歩いて行く後ろ姿をボンヤリと見送った。
隣にあった温もりが消えるのが寂しくて哀しかった。
「違うわ。体の関係を持った方がより強い関係になるから……勿論、そうじゃない人もいるけどね。でもそれなら武力や知識を向上させる意味は無いでしょ。有能な人を死ぬまで自分に縛り付けるのに一番手っ取り早いから体ごと支配するのよ。嫌な言い方だけど、でも本当の事だから。そりゃあ本音では愛し合ってる主従もいるけど、子供は何としても作らなければならないし問題もあるかも知れないけど」
だってキャスバルお兄様はレイの事は本気で愛してると思うのよね、でもお互い家庭は要る訳だし……その辺はトールお兄様もか……
「あー……そうだな、キャスバルもトールも側近への愛情あるよな。婚約者は婚約者で大事にしてるとは思うけど……」
「そうね。キャスバルお兄様は婚約者の方にご挨拶に行かれた事があるようだけど、頻繁ではないし手紙のやり取りも怪しいのよね……トールお兄様の婚約者はヒルダだから、お会いしてるのは知ってるけど……」
待てよ……確かキャスバルお兄様の婚約者って春になったらうちに来るのよね。
「……キャスバルの婚約者、春にこちらに来るんだよな。持て成すんだろ、やっぱり夜会とかするよな?」
バッ!と顔を上げてルークを見つめる。
「ねえ、帝国のご飯って美味しいの?うちと比べてどう?何か食べたい物とかあるのかしら?」
出来れば喜んで欲しいもの、少し位は予備知識入れておきたい!
「そうだな……海産物は高価だから嬉しいと思うな……でも食事はここが一番美味しいかな。味付けとか……エリーゼの思うままに献立決めて良いと思う」
「海産物……そうね!海産物ふんだんに使ったメニュー考えるわ!」
そう言ってからルークの背中に手を回して、グリグリとルークの胸に顔を埋める。
あったかい……ルークの心臓の音落ち着く……
「エリーゼ……」
ん?ルークの手が私の顔を撫でられ、上に向かされる。
熱の篭もったルークの目が少し怖い……
そのまま近付いて来るルークの顔にソッと目を瞑る。
温かくて柔らかいモノが唇に当たる……フニフニと唇が食まれ、何だか可笑しくて息が漏れっ!
「ぅんぅ……」
唇が舐められ、ルークの舌が入り込んで来た……口の中舐められ舌が絡まる。
ルークの熱に頭の中から犯されるみたい……
気持ち良い……
でも、そんな時間はすぐに終わりを告げて熱も何もかもが無くなる。
「エリーゼ、必ず帰って来る。お休み」
「ん……お休みなさい」
立ち上がって歩いて行く後ろ姿をボンヤリと見送った。
隣にあった温もりが消えるのが寂しくて哀しかった。
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