毎日の勧誘が鬱陶しいので王子を土魔法で埋めてみた 〜スローライフを邪魔する男は、たとえイケメンでもお断りです〜
『迷い子の森』の奥深くで、ハーブティーを愛し、気ままな魔法薬作りに勤しむ引きこもり魔女のリノ(19歳)。
彼女の唯一の望みは、誰にも邪魔されない至高のスローライフを送ることだった。
しかし、そんな彼女の平穏な朝を毎日ぶち壊しに来る男がいた。
それは、誰もが憧れる国宝級のイケメンにして、建国以来の天才騎士と称えられる第一王子、アシュード。
「リノ! 俺の側近になってくれ!」
毎朝午前九時きっかりにやってくる鬱陶しい勧誘。
静寂を愛するリノは、挨拶代わりに得意の土魔法を発動し、彼を首まで地面に埋めるのが日課になっていた。
普通なら怒るか諦めるはずの王子。しかし、彼のメンタルは鋼鉄製だった!
「素晴らしい力加減だ! 君の愛(土圧)を感じるよ!」と、埋められるたびに頬を染めて大絶賛する超ポジティブなストーカー王子に、リノのツッコミと土魔法は今日も炸裂する!
どれだけ冷たくあしらわれても、どんな埋められ方をしても絶対にめげない不屈の王子と、秒で彼を生き埋めにする最強魔女の、攻防戦だらけの異世界ラブコメディ。
はたして、リノが本当の「静寂」を手に入れる日は来るのか――!?
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扉絵は、写真ACよりチョコラテさまの作品(写真ID 179331)をお借りしております。