転生したら冥府の王子 ~凡人だった俺が異世界では光と闇の最強血統だった~

スーパーマーケットでレジ打ちをしているフリーターは「自分の生きる意味」について悩んでいた。
特殊な力なんて無く、平々凡々な自分は一体何の為に生まれてきたのか……優れた才能さえあれば人生楽だったのに……そんなことを考えながら、冴えない日々を送っていた。

そんなある日、彼は通り魔に刺されて殺されてしまう。

突然人生の幕を下ろされた彼は次に目覚めた時、異世界に転生していた。
しかも、その出生は勇者と冥府の王女の息子という最強血統。この世で唯一光の魔法と闇の魔法を2つとも扱える可能性を持っていた。

切望していた「才能」を彼は手にしたのだ…。


――初めは冥府という暗い世界に転生したことに後ろ向きな考えを持っていたけれど、才能を手にしていると分かった瞬間に考え方は180度変わった。

いつか日の当たる世界に出て最強の冒険者になってやると――そう決めた。
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