絶望の作り方

「絶望を作るのは簡単だな。少しの希望をちらつかせ、それを叩き潰せば簡単に堕ちる」

無差別殺人を犯した死刑囚が同室になったのは、特殊な血液のためドナーが見つからず安楽死を待つ病気の少年だった。

少年との触れ合いが、少しずつ死刑囚の心を変えていく。
ある時、死刑囚と少年の血液が一致すると知り、彼は少年のドナーを申し出るが……。


※子どもが殺される描写があります。
※この物語の人物、世界、法律などなどは架空のものです。突っ込んだら負けだぞ☆
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