夜の底からの通信
元通信兵のニーナは終戦後の今も戦場の悪夢の中にいる。
家の外を車が通っただけで怯えて物置に潜り込み、掃除機の音で暴れまわり、パンクの音で家を飛び出す日々。
トラウマに振り回される日々に家族もニーナも耐え切れず、帰還兵専門の病院に入院する羽目になった。
そんなニーナに戦友からかかってきた電話の内容は?
「血まみれ聖女」「戦争のあとしまつ」のスピンオフですが、そちらを読んでいなくてもわかるようにはなっています。
「戦争のあとしまつ」に入れるつもりが長くなってしまったのでSSとして独立した作品にしました。
家の外を車が通っただけで怯えて物置に潜り込み、掃除機の音で暴れまわり、パンクの音で家を飛び出す日々。
トラウマに振り回される日々に家族もニーナも耐え切れず、帰還兵専門の病院に入院する羽目になった。
そんなニーナに戦友からかかってきた電話の内容は?
「血まみれ聖女」「戦争のあとしまつ」のスピンオフですが、そちらを読んでいなくてもわかるようにはなっています。
「戦争のあとしまつ」に入れるつもりが長くなってしまったのでSSとして独立した作品にしました。
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ざわざわざわざわ、の部分が本当に怖い。
後日「あのコ、電話してたら突然走り出して川に飛び込んだらしいわよ」って言われるんだろうな……
そうしてまた平和のために戦った兵士が、平和に馴染めずに、誰も知らない場所でひっそりと消えていく。
感想ありがとうございます((ヾ(≧∇≦)〃))
傍目に見ると「電話してたらいきなり窓から飛び出して川に飛び込んだ」ようにしか見えませんよね(;'∀')
ニーナにとっては切実な恐怖だったはずなんですが……
もっとも、彼女にとっては信頼できるマーシャ(の魂)と共に眠る方が、拒絶して来る兄や母と生き続けるよりは安らかで幸せなのかもしれません。
マーシャ……皆を救った英雄なのに……。この頃はまだPTSDなどの具体的病名もなく、効果的なケアもされず、戦争は終わったのに、誰もが皆辛い思いをしたでしょう。
感想ありがとうございます((ヾ(≧∇≦)〃))
マーシャは仲間にとっては心強い守護神だっただけに、ニーナにとっても心の支えだったのでしょう。
戦後すぐは社会全体に余裕がなく、生き延びるのに精いっぱいだったために、帰還兵の心のケアをすることもできなかったと思います。
今起きている戦争も、終わった後がいろいろと大変そうですね。
((( ;゚Д゚)))ホラーってとは、こっからですね。
こっから怖いのが出てきて、読者は狂気の世界に引きずり込まれちゃうんですね?
マンジゅ… イヤ … 電話コワイ。
感想ありがとうございます((ヾ(≧∇≦)〃))
そうですね。ここから怖いの出てきます。
今夜の更新で完結するのでお楽しみに♪
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