断罪のエクスタシア——家族を失した人捨て魔女は、禁忌を犯して死を喰らう——
禁忌——それは、この世界の何処かに八つ存在する“願いを叶える魔法”のことである。
また、それを持つ者たちを、人々は“器”と呼んでいた。
孤児院ララで幸せな毎日を送る少女フィオナは、知らぬ間にその一人として選ばれてしまっていた。
そんな彼女の日常は、禁忌を狙う謎の組織によって、一夜のうちに崩れ落ちてしまう。
家族が惨殺されていく光景を目の当たりにして、何もできない無力な自分。
絶望に暮れた彼女は、禁忌を発現させてこう願った——“復讐したい”と。
そして手に入れた、“人を殺す魔法”。
生物という枠から外れ、“死”という概念すらも無くなった一人の少女は、復讐が終わるその日まで、“魔女”としてただひたすらに敵を屠っていく。
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