蜘蛛の女王―アラクネ―
邪黒神への供物として心臓を捧げられてしまった者は呪詛のような言葉を吐く。
「信じてたのにっっ!愛してたのにっ……、なんでなんでなんでなんでなんで!!!!
わたしのあいをうらぎったふみにじったこわしたっ……なのになんで生きてるのよぉ!!!!!
殺してやる…っ殺す全部まとめて殺す、殺すころすコロスコロス!!」
『ならばその望み、叶えてやろうか?殺してやろーー』
心臓を失っていながらも生に渇望する者に邪黒神が興味を抱き、彼女に語りかけた。
邪黒神の問いかけにかの者は睨みつけ吠えた。
「ふざけないで!!この手で殺らなきゃ気がおさまらないわっ!!!
奴等の大切な物を端から壊して苦しませて泣かせて何もかも奪って!
それから惨めな死を!!!!」
『ならば俺に対価を支払え。
―お前は俺に何を差し出すんだ?』
「奴等に復讐出来るならこの身も心も、魂だって―っ!
全部貴方に捧げるわ!!」
かの者は死してなお強い眼差しで邪黒神を見つめ言い放つ。
その答えに邪黒神は、黒い笑みを湛える。
『良いだろう。
今からお前は俺の僕、俺の分身、俺の所有物だ。
忠誠を誓え、俺の為にお前は生まれ変われ!
―お前が望む姿にしてやろう……!』
そう言って邪黒神は優しくかの者の手を掬いとり口づけを交わした。
それはまるで蜜のような、甘美で溶けけるような毒を孕んだ誘惑の言葉…。
かの者はすがりつくように。
弱々しくもしっかりとその手を掴み口づけに答える。
「私は――」
かの者、後に蜘蛛の女王―アラクネとなって裏切り者を殺す復讐者。
「信じてたのにっっ!愛してたのにっ……、なんでなんでなんでなんでなんで!!!!
わたしのあいをうらぎったふみにじったこわしたっ……なのになんで生きてるのよぉ!!!!!
殺してやる…っ殺す全部まとめて殺す、殺すころすコロスコロス!!」
『ならばその望み、叶えてやろうか?殺してやろーー』
心臓を失っていながらも生に渇望する者に邪黒神が興味を抱き、彼女に語りかけた。
邪黒神の問いかけにかの者は睨みつけ吠えた。
「ふざけないで!!この手で殺らなきゃ気がおさまらないわっ!!!
奴等の大切な物を端から壊して苦しませて泣かせて何もかも奪って!
それから惨めな死を!!!!」
『ならば俺に対価を支払え。
―お前は俺に何を差し出すんだ?』
「奴等に復讐出来るならこの身も心も、魂だって―っ!
全部貴方に捧げるわ!!」
かの者は死してなお強い眼差しで邪黒神を見つめ言い放つ。
その答えに邪黒神は、黒い笑みを湛える。
『良いだろう。
今からお前は俺の僕、俺の分身、俺の所有物だ。
忠誠を誓え、俺の為にお前は生まれ変われ!
―お前が望む姿にしてやろう……!』
そう言って邪黒神は優しくかの者の手を掬いとり口づけを交わした。
それはまるで蜜のような、甘美で溶けけるような毒を孕んだ誘惑の言葉…。
かの者はすがりつくように。
弱々しくもしっかりとその手を掴み口づけに答える。
「私は――」
かの者、後に蜘蛛の女王―アラクネとなって裏切り者を殺す復讐者。
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