プラネット・クロス~星に祈る恋~
溺愛系ドS医師×強がりな異星人。君に本気だ――。意地悪で甘い医師の溺愛が止まらない。失恋から始まるラブストーリー。
地球から遠い、ユラ星系から来た王族の血を引くセフィラ族のエリュオンは、故郷で男に振られ、傷心旅行で来た地球で、会員制エスコートクラブ『アルカディア』で働きながら、東京で暮らし始めた。アルカディアは、男性のキャストが男性相手にサロンで話し相手になったり、デートする時間を提供する店だった。
そんなエリュオンを口説くのは三人の男。大人の余裕と色気を漂わせるプラセルの常務取締役・如月正人、46歳。ベガ星からの転生者である医師・久世晴臣、39歳。そして、久世の守護者であり、エリュオンの元恋人でもあるベガ星人・リュジュだった。
エリュオンは出会って二か月の久世からの気遣いに心がほぐされるが、次第に久世が支配的な本性を現してくる。からかわれると腹が立つ。甘やかされると調子が狂う。強がっても、そっけなくしても、久世は意に介さず、時に意地悪く、時にひどく優しく距離を詰めてくる。最初は戸惑うばかりだったエリュオンも、自分を大切にする眼差しや、ふとした気遣いに触れるうち、次第に久世に心惹かれていく。久世はアルカディアで勤務することを辞めさせようとしていた。エリュオンは反発し、かえって売り上げを伸ばしていく。
一方、如月は気に入った男性たちに、送迎やモーニングコール、恋愛相談などの無償のサービスを提供し、23歳の一人息子・涼介から距離を置かれていた。如月を手伝うことになったエリュオンは、父子の間をつなぎ、涼介とも友人になろうとする。その姿に、久世はますます惹かれていく。
複数のデート相手がいる久世は、エリュオンに「本気だ」と告げる。けれど、誰にでも優しい男の甘い言葉を、信じていいのか。この溺愛も、ただの気まぐれではないのか。欲しいのは、たったひとりに向けられる愛。もう傷つくのが怖くて素直になれないエリュオンを、久世はますます甘く包み込んでいく――。意地悪で優しい医師×強がりな異星人。失恋から始まる、大人の溺愛ラブストーリー。
※本作には、『ウォークイン・マインド~星の恋~』『鳴弦の天使~あの日に出会った旋律』『クリスタルアイズ~君に溺れて眠る~』『花の夜、鬼は恋を知る~君には触れられない~』の登場人物が登場します。
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