電子妖精エレメントドール

 ――西暦2148年8月6日

 世界は混沌としていた。
 いわゆる第三次世界大戦と呼ばれていた時代だ。
 人が人を殺し、人が物を壊し、人は自分の欲望のまま動いていた。
 そんな人々に神はなんの前触れもなく罰を与えた。
 星々を大地に降り注がせたのである。
 神は言った。

「全ての生命は、神に服従し一生その身を捧げよ」

 人々は逆らった。
 自分たちが生きるため。
 自分たちが生き残るため……
 人々は神と戦った。
 しかし、神の力の前には人々は無力だった。

 人類は一瞬で滅亡へのカウントダウンがはじまろうとした。
 そのとき魔族が人類の前に現れる。
 魔族は言った。

「我らの願いを聞くのなら神と戦う知恵と力を授けよう」

 人類は、魔族の願いを聞き入れることにした。
 魔族に魂を売ったのだ。
 そうして人は神と戦う力……
 エレメントドールを手に入れたのだ。
 こうして人類と神々との長い長い戦いがはじまるのであった。
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