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夕方になると、夕飯の時間になる。
島のおばさん3人が食堂でご飯を作っているのだ、
この島のご飯はおいしい。
そんなこと言うと、貴族の時の方が豪華でしょ?ってなるけれど。
まず、温かい。スープが出来立てだとこんなに美味しいということを私は初めて知った。
あと、島の皆で、食堂で食べるから、すごく楽しい。
さらに、最近始まった訓練でお腹はぺこぺこ。
空腹は最高のスパイスってこういうことかって感じ。
今日も訓練で指導をつけてもらったからお腹がすごくすいている。
さらに、今日はカボチャスープだ。私がキアナと育てたやつだから、どんな味かすごく楽しみ。
「お、レイちゃん。お疲れさん。はい、今日のご飯だよ。おかわりあるからね、欲しいならおいで」
「はーい!」
トレーを受け取って、今日指導してくれたおじさんと一緒に席につく。
「いただきまーす!」
まずはスープを一口。んん!おいしい!
「レイちゃん、美味しそうに食べるねぇ。おじさんのプリンあげるよ」
向かいに座ってたおじさんにプリンをもらう。
「うわぁ、ありがとう!おじさん」
「いえいえ」
夢中になって食べてたから隣にサクが来たことに気づかなかった。
「レイ」
「あ、サク!どうしたの?」
「ご飯食べ終わってからでいいからバルトの部屋に来てくれる?聞きたいことがあるんだ」
「わかった!サクはご飯食べないの?」
「んー、」
サクは私の顔をみて笑う。
「口元にプリン、ついてるよ」
ふわ、ってサクに口の端をぬぐわれる。
「あ、ほんとだ」
サクはプリンがついた自分の指をそのままパクっと咥えた。
「ええええあ、なにしてるの!サク」
「ふふふ、ごちそうさま」
バルトの部屋に来てね、サクは楽しそうに行ってからさっさとどこかへ行ってしまった。
「うわぁ…恥ずかしい…」
島の人達からの視線が生暖かい気がして、私はこそこそと残りのプリンを食べたのだった。
_____________________
ご指摘がありまして7話の漢字を変更しました。
ありがとうございますm(__)m
そして!!!!ついに!!!!お気に入り登録が!!!!2000を越えまして…もうありがとうございます!
夕方になると、夕飯の時間になる。
島のおばさん3人が食堂でご飯を作っているのだ、
この島のご飯はおいしい。
そんなこと言うと、貴族の時の方が豪華でしょ?ってなるけれど。
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あと、島の皆で、食堂で食べるから、すごく楽しい。
さらに、最近始まった訓練でお腹はぺこぺこ。
空腹は最高のスパイスってこういうことかって感じ。
今日も訓練で指導をつけてもらったからお腹がすごくすいている。
さらに、今日はカボチャスープだ。私がキアナと育てたやつだから、どんな味かすごく楽しみ。
「お、レイちゃん。お疲れさん。はい、今日のご飯だよ。おかわりあるからね、欲しいならおいで」
「はーい!」
トレーを受け取って、今日指導してくれたおじさんと一緒に席につく。
「いただきまーす!」
まずはスープを一口。んん!おいしい!
「レイちゃん、美味しそうに食べるねぇ。おじさんのプリンあげるよ」
向かいに座ってたおじさんにプリンをもらう。
「うわぁ、ありがとう!おじさん」
「いえいえ」
夢中になって食べてたから隣にサクが来たことに気づかなかった。
「レイ」
「あ、サク!どうしたの?」
「ご飯食べ終わってからでいいからバルトの部屋に来てくれる?聞きたいことがあるんだ」
「わかった!サクはご飯食べないの?」
「んー、」
サクは私の顔をみて笑う。
「口元にプリン、ついてるよ」
ふわ、ってサクに口の端をぬぐわれる。
「あ、ほんとだ」
サクはプリンがついた自分の指をそのままパクっと咥えた。
「ええええあ、なにしてるの!サク」
「ふふふ、ごちそうさま」
バルトの部屋に来てね、サクは楽しそうに行ってからさっさとどこかへ行ってしまった。
「うわぁ…恥ずかしい…」
島の人達からの視線が生暖かい気がして、私はこそこそと残りのプリンを食べたのだった。
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