亡国の王女は、敵国の宮廷道化師にささやかなしあわせを見出す
※全十一話
「貴様は、唯一生き残ったのではない。おれの慰み者にするため、生かしてやったんだ。せっかくだ。せいぜい楽しませてくれよ」
ユカ・ニューランズは、マクニール王国の王女である。彼女には、幼い頃から婚約者がいる。メイクピース国の第二王子クラウス・アルバーンだ。会ったことはないが、ずっと手紙のやり取りをしていた。もう間もなく婚儀というとき、メイクピース国は皇帝ベルノルト・キーゼン率いるアルトマイアー帝国軍に侵略され、クラウスは死んでしまう。その直後、皇帝はマクニール王国をも侵略し、ユカの家族の首を刎ねてしまった。ユカだけは、アルトマイアー帝国に連れてこられ、皇帝に凌辱された後に放置されてしまう。希望も前途もない無為の日々をすごすユカ。そんなある日、日頃からユカをいたぶる皇妃が宮廷道化師を飼い始めた。その宮廷道化師のパフォーマンス。それから、彼のやさしさに触れたユカは、彼を意識するようになるのだった。
※ハッピーエンド確約。ざまぁすくなめ。ご都合主義のゆるゆる設定はご容赦願います。
「貴様は、唯一生き残ったのではない。おれの慰み者にするため、生かしてやったんだ。せっかくだ。せいぜい楽しませてくれよ」
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