売られたオメガは運命を知らない

オメガは、家の財。
そう言われて育った少年は、泣き方も、嫌だと言う方法も知らない。

夜明け前に起き、家族のために働き、
価値があるからという理由だけで見知らぬ金持ちに体を差し出してきた。

そしていよいよ、売られると決まったその日、少年を迎えに来たのは商人ではなく、王城の使いだった。

「お前は国のものになる」

運命も、愛も知らないまま、少年は王城へ連れて行かれるが……。

これは、搾取されることしか知らなかったオメガの少年が、自分の意思で幸せになる物語。

※本作には、オメガへの差別・軽い虐待的描写を含みます。
最終的にはハッピーエンドです。
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