地下室の扉の向こう側
「地下室の扉を開けては駄目よ」
毎日母から言われる言葉だ。
好奇心旺盛なミリルは、こっそりと地下室の扉に耳を当て、向こう側の様子を探ることを日課としていた。
扉の向こう側からは、時々人の声のようなものが聞こえるのだが、声は不鮮明で内容はわからなかった。
そんなある日のことだった。
「……誰かいるの?」
扉の向こう側から聞こえた呼びかけ。
その声に答えたことにより、ミリルの運命は大きく動き出す。
小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+にも投稿しています。
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