与兵衛長屋つれあい帖 お江戸ふたり暮らし
旧題:ふたり暮らし
長屋シリーズ一作目。
第八回歴史・時代小説大賞で優秀短編賞を頂きました。応援してくださった皆様、ありがとうございます。
十歳のみつは、十日前に一人親の母を亡くしたばかり。幸い、母の蓄えがあり、自分の裁縫の腕の良さもあって、何とか今まで通り長屋で暮らしていけそうだ。
頼まれた繕い物を届けた帰り、くすんだ着物で座り込んでいる男の子を拾う。
一人で寂しかったみつは、拾った男の子と二人で暮らし始めた。
長屋シリーズ一作目。
第八回歴史・時代小説大賞で優秀短編賞を頂きました。応援してくださった皆様、ありがとうございます。
十歳のみつは、十日前に一人親の母を亡くしたばかり。幸い、母の蓄えがあり、自分の裁縫の腕の良さもあって、何とか今まで通り長屋で暮らしていけそうだ。
頼まれた繕い物を届けた帰り、くすんだ着物で座り込んでいる男の子を拾う。
一人で寂しかったみつは、拾った男の子と二人で暮らし始めた。
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
田楽屋のぶの店先日記~深川人情事件帖~
皐月なおみ
歴史・時代
旧題:田楽屋のぶの店先日記〜殿ちびちゃん参るの巻〜
わけあり夫婦のところに、わけあり子どもがやってきた!?
冨岡八幡宮の門前町で田楽屋を営む「のぶ」と亭主「安居晃之進」は、奇妙な駆け落ちをして一緒になったわけあり夫婦である。
あれから三年、子ができないこと以外は順調だ。
でもある日、晃之進が見知らぬ幼子「朔太郎」を、連れて帰ってきたからさあ、大変!
『これおかみ、わしに気安くさわるでない』
なんだか殿っぽい喋り方のこの子は何者?
もしかして、晃之進の…?
心穏やかではいられないながらも、一生懸命面倒をみるのぶに朔太郎も心を開くようになる。
『うふふ。わし、かかさまの抱っこだいすきじゃ』
そのうちにのぶは彼の尋常じゃない能力に気がついて…?
近所から『殿ちびちゃん』と呼ばれるようになった朔太郎とともに、田楽屋の店先で次々に起こる事件を解決する。
亭主との関係
子どもたちを振り回す理不尽な出来事に対する怒り
友人への複雑な思い
たくさんの出来事を乗り越えた先に、のぶが辿り着いた答えは…?
※田楽屋を営む主人公が、わけありで預かることになった朔太郎と、次々と起こる事件を解決する物語です!
アルファポリス文庫より発売中です!
よろしくお願いします〜
⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎
2025.9〜
第二幕
『殿ちびちゃん寺子屋へ行く!の巻』の連載をスタートします〜!
七つになった朔太郎と、やんちゃな彼に振り回されながら母として成長するのぶの店先日記をよろしくお願いします!
剣客居酒屋草間 江戸本所料理人始末
松風勇水(松 勇)
歴史・時代
旧題:剣客居酒屋 草間の陰
第9回歴史・時代小説大賞「読めばお腹がすく江戸グルメ賞」受賞作。
本作は『剣客居酒屋 草間の陰』から『剣客居酒屋草間 江戸本所料理人始末』と改題いたしました。
2025年11月28書籍刊行。
なお、レンタル部分は修正した書籍と同様のものとなっておりますが、一部の描写が割愛されたため、後続の話とは繋がりが悪くなっております。ご了承ください。
酒と肴と剣と闇
江戸情緒を添えて
江戸は本所にある居酒屋『草間』。
美味い肴が食えるということで有名なこの店の主人は、絶世の色男にして、無双の剣客でもある。
自分のことをほとんど話さないこの男、冬吉には実は隠された壮絶な過去があった。
多くの江戸の人々と関わり、その舌を満足させながら、剣の腕でも人々を救う。
その慌し日々の中で、己の過去と江戸の闇に巣食う者たちとの浅からぬ因縁に気付いていく。
店の奉公人や常連客と共に江戸を救う、包丁人にして剣客、冬吉の物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
【時代小説】 黄昏夫婦
蔵屋
歴史・時代
江戸時代、東北地方の秋田藩は貧かった。
そんな中、真面目なひとりの武士がいた。同僚からは馬鹿にされていたが真面目な男であった。俸禄は低く貧しい。娘二人と実母との4人暮らし。
秋田藩での仕事は勘定方である。
仕事が終わると真っ直ぐ帰宅する。
ただひたすら日中は城中では勘定方の仕事をまじめにして、帰宅すれば論語を読んで知識を習得する。
そんな毎日であった。彼の名前は立花清左衛門。年齢は35歳。
娘は二人いて、一人はとめ15歳。もう一人は梅、8歳。
さて|黄昏《たそがれ》は、一日のうち日没直後、雲のない西の空に夕焼けの名残りの「赤さ」が残る時間帯のことを言う。「|黄昏時《たそがれどき)」。 「黄昏れる《たそがれる》」という動詞形もある。
「たそがれ」は、江戸時代になるまでは「たそかれ」といい、「たそかれどき」の略でよく知られていた。夕暮れの人の顔の識別がつかない暗さになると誰かれとなく、「そこにいるのは誰ですか」「誰そ彼(誰ですかあなたは)」とたずねる頃合いという意味で日常会話でよく使われた。
今回の私の小説のテーマはこの黄昏である。
この風習は広く日本で行われている。
「おはようさんです」「これからですか」「お晩でございます。いまお帰りですか」と尋ねられれば相手も答えざるを得ず、互いに誰であるかチェックすることでヨソ者を排除する意図があったとされている。
「たそかれ」という言葉は『万葉集』に
誰そ彼と われをな問ひそ 九月の 露に濡れつつ 君待つわれそ」
— 『万葉集』第10巻2240番
と登場するが、これは文字通り「誰ですかあなたは」という意味である。
「平安時代には『うつほ物語』に「たそかれどき」の用例が現れ、さらに『源氏物語』に
「寄りてこそ それかとも見め たそかれに ほのぼの見つる 夕顔の花」
— 『源氏物語』「夕顔」光源氏
と、現在のように「たそかれ」で時間帯を表す用例が現れる。
なおこの歌は、帖と登場人物の名「夕顔」の由来になった夕顔の歌への返歌である。
またこの言葉の比喩として、「最盛期は過ぎたが、多少は余力があり、滅亡するにはまだ早い状態」をという語句の用い方をする。
漢語「|黄昏《コウコン》」は日没後のまだ完全に暗くなっていない時刻を指す。「初昏」とも呼んでいた。十二時辰では「戌時」(午後7時から9時)に相当する。
「たそがれ」の動詞化の用法。日暮れの薄暗くなり始めるころを指して「空が黄昏れる」や、人生の盛りを過ぎ衰えるさまを表現して「黄昏た人」などのように使用されることがある。
この物語はフィクションです。登場人物、団体等実際に同じであっても一切関係ありません。
それでは、小説「黄昏夫婦」をお楽しみ下さい。
読者の皆様の何かにお役に立てれば幸いです。
作家 蔵屋日唱
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
書籍出版おめでとうございます。購入させて頂きました。ほんわり温かくなるお話しで読み終わった後はホッコリしました。損得のない心優しい行動が更なる優しさに紡がれていくいいお話しばかりでした。
漫画LOVE 様
書籍をご購入くださって、感想まで送ってくださり、ありがとうございます!
お祝いのお言葉と、いいお話ばかり、とのお言葉がとても嬉しく、舞い上がってしまいそうです໒꒱
また、続きのお話など書いていきたいと考えていますので、その時には是非お付き合いください。
この度は、本当にありがとうございました。
これからも、よろしくお願いします( .ˬ.)"
chichi 様
はじめまして! 感想を送ってくださり、ありがとうございます。
こちらの『ふたり暮らし』だけでなく他の作品も読んでくださったとのお言葉に大喜びしています。お好みに合ったこと、大変嬉しいです。
おみつと作次を最後まで見守ってくださり、ありがとうございました。
お殿様がお好みと聞いて、嬉しくなっています。作品中の色んな人が好かれていることがありがたいです!
他の作品も楽しんでいただけると幸いです😊
連載中の『余四郎さまの言うことにゃ』も、これからもよろしくお願いしますm(_ _"m)
1話1話大切に読ませていただきましたが、今すべて読み終えてしまいました。
本当に素敵な物語でした。
ほんわかと心暖まり、思わずにやりと笑い、そしてとうとうぼろぼろと泣いてしまいました。
ありがとうございます!
含羞草様
最後まで楽しんで頂けて、ほっと致しました。素敵な物語とのお言葉、ありがとうございます。とても嬉しいです!
時代劇ならではの人情味を感じて頂けたようで良かったです。こちらこそ、読んでくださり、ありがとうございましたm(*_ _)m
始めまして。
読みやすく、文字がそのまま映像となり、とても素直に心に入ってきます。
気がつけばあっという間に16話(^^)
1話1話大切に読ませて頂きます。
含羞草様
はじめまして!
嬉しい感想を送ってくださり、ありがとうございます。
見つけて読んで頂けて嬉しいです。
最後まで楽しんでくださいね☺️
さくらこ様
感想を送ってくださり、ありがとうございます。
歴史好きの方に喜んで頂けて、とても嬉しいです!大名裁きは、少し厳しく感じるかもしれませんが、歴史小説だからとオブラートに包まず書ききりました。ご理解頂けて、ありがたいですm(_ _)m
読んでくださり、ありがとうございました!
ひろすけ様
感想を頂き、ありがとうございます。
作品を楽しんで頂けて嬉しいです。時代劇らしい大名裁きが描けているなら、良かった!
他の作品も楽しんで頂けたら幸いです。
タケテル様
感想を頂き、ありがとうございます。
嬉しいお言葉をたくさん頂いて、舞い上がっております!
最近の絵本や小説は、なるべく残酷なことを書かないようになっているので、切腹を申し付けるシーンは悩みましたが、時代小説であるならば、これでも温情であると書ききりました。そのシーンを心に止めて頂けたことを、とても嬉しく思います。
物語にお付き合い頂き、本当にありがとうございました!
翠山都様
感想を頂き、ありがとうございます。
面白いお話と言って頂いて、とても嬉しいです。
ご指摘もありがとうございました。主人公にしっかりと焦点を当てた物語を紡げるように、精進したいと思います!
これから物語を書くときに、心に留めておきます。
この度は、ありがとうございましたm(_ _)m
素敵なお話、ありがとうございます❤️
さつき様
感想を頂き、ありがとうごさいます!
素敵なお話と言って貰えて、とても嬉しいです。
ありがとうございましたm(_ _)m
痛快時代小説!
短い話でよくまとまっていました。
ヤス様
感想を頂き、ありがとうございます。
お褒めの言葉を貰えて、とても嬉しいです!
読んで頂き、ありがとうございましたm(_ _)m
勧善懲悪。
時代小説が大好きです。
内容も文章もしっかりしていて、
とても楽しく読ませていただきました。
絵師のお話もこれから楽しみです。
のいばら様
感想を頂き、ありがとうございます。
楽しく読んで頂けて、とても嬉しいです。特殊なジャンルですが、同じように時代ものが好きな方に会えると、書いて良かった、と思えます( ´∀`)
「絵師の嫁取り」の方も読んで頂き、ありがとうございます。
これからも、よろしくお願いしますm(_ _)m
しっとりと読ませる、そんな時代小説でした。難しい語句を使わずとも、時代小説は書けるという好例だと感じました。
おみっちゃん、健気だ!
筑前助広様
こちらの作品にも感想を頂き、ありがとうございます。
なるべく分かりやすく、けれど時代小説らしさも出したい、と思って書いたので、感想を読んで大変嬉しい気持ちでいっぱいです。
これからも、自分らしく楽しく書いていきたいと思います。
本当に、ありがとうございましたm(_ _)m
息子さんをください、と言っちゃうおみっちゃん、私も大好きです!
ミドリ様、感想を頂き、ありがとうございます。
いいお話と言って貰えて、とても嬉しいです!その後の二人の、ほのぼの暮らしが想像してもらえたなら、良かった!
お兄さんは、きっと良い藩主となることでしょうね。もともとの優しさに、決断が遅れれば大切な人を守れないことを知った強さを兼ね備えたお殿様になる日が楽しみです。
読んで頂き、ありがとうございました!
この作品、好きだなぁ。
時代物も良い。次作が楽しみだ。
しか様
感想を頂き、ありがとうございます!
好きだ、と言ってもらって嬉しい!!
時代劇や歴史は大好きなので、またいつか書きたいと思っています。
その時は、是非お付き合いください!