三回目にして忘れられない

周りに警戒されてほとんど学園内の生徒と接点を持たない、鳴尾蓮(ナルオレン)。
唯一、人目を気にせず近づいてくるのは幼馴染の灯里晴(トモリハル)だった。

3年の蓮と1年の晴。校内で二人で過ごすのは美術部の晴が使う美術準備室でだけ。



「氷ってね、絵だと溶けないのに現実だと溶けて形が無くなっちゃうんだよ。」

「沢山ある晴の好きな所がもし全部無くなって変わったとしても、晴が好きだと思わせてくれるとこ。」

こんな二人のお話。



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