「パラライズのせいなの!じゃなきゃ……なんてしないもん!」

ロレッタはこの時期にしか咲かない貴重な花を採取しに1人で森へ入った。
昼間なら子どもだけで構わないほど安全で、その分獣対策の罠も万全だ。
すっかり日が暮れて帰り支度を始めたロレッタだったが、物音に驚いてうっかり罠にかかってしまう。
単独での脱出は困難。無慈悲に過ぎる時間。下がる気温。ーー迫りくる尿意!
このままじゃあ発見者は幼い子ども、おもらしなんてした日には年上の威厳が木っ端微塵だ。
果たしてロレッタは、ほとばしる尿意に耐え切り年上の威厳と乙女のプライドを維持することができるのか!?
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