婚約者である姫君が真実の愛を見つけたと男爵に言っている件について〜婚約破棄後にあの真実の愛はまやかしだった言われてももう遅い〜
「あぁ本当は今すぐにでも私はあなたと結ばれたいの! あなたと出会って真実の愛に目覚めました。でも勇者が魔王を倒したら私は彼と結婚する約束をしていたの」
「魔王が滅びた今ようやく平和が来たと言うのに……こんなことなら魔王なんて倒されなければ良かった!」
「もう遅いわ。今日きっと勇者が私と初夜を迎えようと画策しているに決まっているわ。男爵様! あぁ男爵様」
「運命はなんて残酷なんだ……」
そう言って魔王討伐祝賀パーティーで俺を放置して盛り上がる2人。
信じていた幼馴染の姫には裏切られるわ、魔王討伐したのに恨まれるわで散々じゃねぇか。
そうかそうか、魔王なんて倒されなければ良かったんだな。じゃあお望み通りの世界にしてやろう。
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