ギルドの猛獣係、追放されたので辺境の竜舎でモフモフ王国を作ります〜元仲間が使い魔に反乱されても、もう遅い〜
「餌やりと毛玉のブラッシングしか能がない寄生虫め、今すぐ出て行け!」
王都のSランクギルドで、狂暴なグリフォンやワイバーンの世話を一手に引き受けていたミア。
あの子たちが大人しく戦えていたのは、ミアが毎日毛並みを整え、魔力の詰まり(魔滓)を極上マッサージでほぐしていたから。
しかし、精神支配魔法を使う新入り美少女テイマーの加入により、ミアは理不尽に即日解雇されてしまう。
「ケアだけは毎日欠かさないで」と言い残し、処分寸前だった白いチビ毛玉を一匹引き取って辺境へ旅立った。
極寒の国境で倒れかけたミアを救ってくれたのは、人間嫌いで恐れられる竜騎士団長サイラス。
彼が手懐けられず苦しんでいた気性の荒い黒竜を、ミアがあっさりブラッシングとツボ押しでヘソ天(腹見せ)させてしまったことから、破格の待遇で専属竜管理官としてスカウトされることに!
不器用で過保護な団長様、毒舌な眼鏡魔導技師、人懐っこい後輩騎士、隣国の美形特使――。
イケメンたちとピカピカに磨かれた竜たちに囲まれ、ミアは幸せなモフモフ王国を築いていく。
さらには、拾った小さな白毛玉が、実は伝説の天災級神獣フェンリルで……!?
一方、ミアを追い出した元ギルドでは、日々のケアを怠り薬物で強制支配していた騎獣たちが限界を迎えていた。
重要クエストの最中、全騎獣が一斉に命令拒絶&ストライキを起こして戦線崩壊!
破産寸前になった元ギルドマスターが「戻って宥めろ!」と辺境へ押し掛けてくるけれど――
巨大な黒竜と神獣が牙を剥き、騎士団長様が冷ややかに剣を抜く。
「道具としてしか見ないあなたたちに従う魔獣は、もうこの世界中どこにもいませんよ」
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