ひな鳥たちは楽園をさがす
後の大戦で無敵のパイロットになる市(いち)。
彼は幼いときに両親を惨殺される過去を背負っていた。
* * *
市は事件の直後から満洲にわたり、伯父の庇護のもとで成長するとともに、満洲事変という動乱の中でパイロットへの道を歩む。
一方、幼なじみの涼子(りょうこ)は五歳の彼と”婚約”するが、彼が満洲に旅立ったことで生き別れになってしまう。そしてさらに関東大震災に直面し大切な家族を失う。
この物語では、市が天才パイロットに成長する過程と、行き別れた二人の”婚約者”が再会するまでを描く。
本格歴史小説。AI非使用
(約19万字で完結。アルファポリス版が最新版です)
*この作品は史実をベースにしたフィクションです。主人公やそれに関わる人々・できごとは全てフィクションです。
*書影画像は『飛行機と自動車』金井直三1928.11(再版:1931.5). 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1873766 (著作権保護期間満了)から引用させていただきました。
彼は幼いときに両親を惨殺される過去を背負っていた。
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市は事件の直後から満洲にわたり、伯父の庇護のもとで成長するとともに、満洲事変という動乱の中でパイロットへの道を歩む。
一方、幼なじみの涼子(りょうこ)は五歳の彼と”婚約”するが、彼が満洲に旅立ったことで生き別れになってしまう。そしてさらに関東大震災に直面し大切な家族を失う。
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完結おめでとうございます。
市と涼子は10年もの間、物理的に離れていても、心の中では繋がっていたんですね。市は割と淡々としていて、涼子の写真を持ち歩いていたこと以外、あまり彼女に対する思い入れが見えなかったので、最後の場面は意外でしたが、感動的でした。
いずれ、市と涼子の新婚ラブラブの様子(荒木の娘が失恋で荒れる?)や天才パイロット市の大戦中の活躍も読みたいです。
おお、田鶴さん、最後までお読みいただき、まことにありがとうございました!
市は感情に疎いですが、それゆえに純粋に十年前の約束を守れたのだと思います。もしかすると、(五歳のときの)事件が起こる前の感情がそのまま残っていたのかもしれません。そのあたり筆者も分かりませんがw、とにかく彼は一途だったんですね。最後、二人が無事に再会できて私もほっとしました。
感想もたくさん寄せていただき、ありがとうございました。すごく参考になりました。
この続編(というか姉妹編と呼んでます)もあって今改訂中ですが、ここのコンテスト(いまや歴史系で唯一の存在かもしれませんね)との絡みでどのようにしようか考え中です。その節はまたどうぞよろしくお願いいたします。
それではまた!
(PS 鳩川さん、拝読しております。面白いです!)
市が結婚するのははるか先だと「思っていた」ということは、当時の最年少婚姻年齢の17才で既成事実作ってすぐに入籍しちゃうのかな?荒木の娘は諦めてくれるのでしょうか。まさか相手が涼子じゃなくて荒木の娘にならないことを願います。
おお、なかなかに深読みですね。確かに彼はお金持ちなので、可能かもしれませんが、実はそういう感じでもなさそうです。普通です。
夏子は愛嬌のあるかわいい美人で、涼子はきつい感じの美人なんでしょうか。
市が婚約者家族の写真を持ち歩いてみんなに見せたことを荒木の娘にも知ってもらって市のことを諦めてほしいですね。でも男女のことは理屈じゃないのは本当ですけど……
コメント連投失礼しました。
おお、たいへん興味深いご意見ですね。というより、女性ならではのツッコミで、とても新鮮に感じました(以前いただいたコメントも含めて)。
ちなみに夏子はオーソドックスな美人、というより超美人かな。涼子は笑うとたれ目になる愛嬌ある美人です。ちょっときつめの美人というと母の孝子ですね。孝子は家事も万能なスーパー主婦です。
隆政は長くないと思っているのに子供を作っちゃったんですか?それとも咲子は市政の奥さんでしたっけ?名前が似ているので、混同してしまいます。
隆政の子供はかなり年長で、市より10歳以上上です。ちゃんと若いころに作ってますよw
市政は、若い頃に奥さんと死別していました。それがめでたいことに今ごろ再婚したんですね。それが咲子で、彼女はもともと隆政家のお手伝いさんでした。
結構登場人物が多いですよね。私はエクセルで管理してます。
涼子は10年も市と全然会えてないのに、恵子は会おうと思えば会えるんですよね。涼子の危機!涼子がかわいそうです。恵子の年齢も市や涼子と同じぐらいですか?
当時の200円は今で言えばいくらぐらいなんでしょうか?それで部屋を借りて1人で生活できるぐらいありますか?それとも家賃は寮扱いだから会社から出るのでしょうか?
コメントありがとうございます。
確かに恵子は会おうと思えば会えますね。むむ。でも涼子はこのことを知らないのが救いかもしれません。ちなみに恵子は市と同い年で、涼子は二つ上の姉さんです。
当時の円の価値ですが、これが難しいんです。物の価値が今とはかなり偏って違うんですよ。農産品や人件費が安く工業製品が高い感じでしょうね。
昭和六年(一九三一年)の物価がネットで見つかったんですが、一部拾ってみますと
米10kg 1円54銭
カレーライス 20銭
いまの軽自動車にあたる自動車が1000円前後
紡績工女性の月給12円 ←これ安いですよね
といったところです。
市は人の感情が分からないと自覚していますが、勝男に心配事があるのが分かったあたり、案外人情の機微が分かるんじゃないかと感じました。
静には子供がいないんですよね。なのに夫が外で子供を作ったのは辛いだろうなと同情してしまいました。当時はちょっと裕福な男性がそういうことをするのはそんなに珍しいことじゃなかったのでしょうけど。
まあ完全に分からないというわけではなく、非常に鈍いんですね。でも、彼は視覚記憶が並みはずれて優れているため、見た目から理屈で理解しているわけです。しかし外すこともあるんじゃないかと思います。
後段ですが、静はしっかり四人も子供を産んでおります。なので本来「正妻」の座は安泰のはずなのですが・・・
欧州製飛行機(東北辺防航空軍の?)から日本の軍用機まで無傷で奉天に揃っていた理由とは何ですか? この辺の歴史に疎くて分からなくてすみません。
ああ、リプがまた遅れてしまいました。すみません。
はい、それらは東北辺防航空軍(張学良配下)の機体です。
この時点の満洲(のかなりの部分)は彼が「実効支配」していたのですが、抵抗せずに全部明け渡してしまったのです。
近況ボードのほうに返信ありがとうございました。助平眼鏡の件には深い意味はないのですね。考え過ぎました。すみません。
1キロメートル当たり1円って、危険手当を度外視したとして、当時は採算のとれる値段だったのでしょうか?もしかしたらこの後、その辺の話は出てくるでしょうか。でも民間機で後方支援だなんて危険極まりないですよね。しかも断ることもできず、市之助の行動(一体どんな?)で脅されるとは……
私の近況ボードのコメントにも書いたのですが、ご覧になるか分かりませんので、一応こちらにもアルファポリスのコメントシステムについて書きます。もうご覧になっていたら、余計な内容になってすみません。
作品のコメントには返信できます。作品の管理画面上部にある灰色の管理メニューの一番左に「感想の管理」があり、そこで投稿された感想の承認、却下、返信ができます。
コメントは、承認しなくても7日経つと自動的に受け入れられて作品のコメント欄に表示されます。コメントをもらうと、マイページの「あなたへのお知らせ」に通知が来ますが、いったんその通知をクリックして該当ページを開くと、その通知は消えます。投稿した感想に返信が来た場合も同様です。
おっと、二つならべて返信を書いて片方公開したら、こちらが消えてしまいましたw
コメントありがとうございます。
1キロ1円は、陸軍省が航空会社に軍用定期航空路の展開を申し入れたときの実例に基づいております。具体的な採算は分かりませんが、たぶんばっちりではないかと思います。でないとさすがにやってくれないので。
教えていただいてこちらのシステムが分かりました。またうっかりしていたら催促してください!
助平眼鏡も人間だから間違えたの意味が二つあるのは、私も涼子と同じで分かりません。
察しが悪すぎですかね。
おお、コメントの返信方法分かりました。ご教示ありがとうございます。
(管理画面というのがキモだったのですね)
そちらに書かせていただいた通りですが、あまり深い意味はありませんでした。拙作でいろいろと思索していただき、うれしいです!
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