鬼狩りの番~置き去りにされた娘は、半人半鬼に血を捧げる~
刀を振るう、その背を初めて目に焼き付けた時。
なんて美しい舞なのだろうと、息をすることさえ忘れて見惚れていた。
鬼に襲われた夜、諏訪梓は家族に置き去りにされた。
死を覚悟した彼女を救ったのは、鬼の力を宿す最強の鬼狩り朔夜。
致命傷を負い鬼に堕ちかける彼を救うため、梓は自ら血を捧げ『番』となる。
血を分けるたび、冷徹だった男の独占欲と不器用な愛がほどけていく。
だが梓の血筋と結界の力は、鬼狩りの宿命そのものを揺るがす秘密へつながっていた——
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