誰が為の救世主
精霊から託された世界、シュヴェスタル。
この世界には動物の精霊達と契約を結んだ民達が暮らしており、彼らは南からやってくる魔物と戦いを続けていた。
その中の北方を治める領主、フルーヴァング家の長子、イヴァリオ•フルーヴァングは王の側近として、王宮内で強い力を奮っている。しかしそんなある日、対立する勢力、スカイラインの民であるユピテルが異世界から救世主を召喚する。ニホンという外の世界から召喚された救世主は、イヴァリオを遥かに凌駕する魔力を持ち、そのせいでイヴァリオの王宮内での立場が不安定なものへとなっていく。一族の名誉の為、王宮内で権力を握りたいイヴァリオは異世界からやってきた救世主を追放しようとするが、彼は救世主とも言い難いほどにとんでもなく性格が悪い、まるでヴィラン(悪役)のような男だった。
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