神になったので加護をあげ過ぎたら最強の幼女ができてしまった

 転生したら神になった。なんでも神が不足しているという。人手不足ならぬ神手不足だそうだ。提案されたとき、まだ生きたかった俺はあっさりと了承した。
 俺が配属されたのは辺境の地にある小さな村で、過疎化が進み廃れていた。村で一組の若い夫婦は熱心な信者であり、村唯一の教会によく訪れる。そんな夫婦のもとに子供が生まれた。まだ3歳である。可愛くて可愛くて仕方がなくて、すでに人間要素を捨て神様思考になっていた俺は、可愛さあまりに加護をあげまくった。
 即ち、最強幼女の爆誕である。
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