完結 酒場の看板娘、処刑されることを思い出す。領主娘の身代わりで生贄になってくるが悪魔公爵が離れてくれない。

 酒場の看板娘メリッサはキッチンでジャガイモを剥いているときに思い出した。

 近い未来自分が絞首台に行きになることを。

 第一王子アーノルドが身分を隠して真実の愛を見つけた。平民のアネッサと本気で恋に落ちて王子妃になるシンデレラストーリーに民衆は絵本の中の物語のようだと話していた。

 が、真実は違った。

 監禁されて監視される日々の中、誰一人アネッサの意見を聞いてくれなかった。

 本当は身分を隠したアーノルドが王都に働き口があると社交界に無知なアネッサを王都に連れて行ったのだった。婚約者の伯爵令嬢ミラベルと会った時、彼女を側妃にすると初めて聞かされる。

 ミラベルが真実の愛を邪魔する悪女と言われる中、アネッサは毒を飲まされてミラベルが処刑されかけた時。証拠の品を持ってきた衛兵によってアネッサは囚われてしまう。

 アネッサの自作自演と無実の罪を着せられた。アネッサは何もしていない。認めるまであらゆる拷問されて自分のせいだと認めてしまった。
 両親は自殺してしまい遺体を見た後絞首台に向かった。横を向いたときミラベルの目が弧を描いていたことを首に紐がかけられている時に見てしまった。

「ずっとおかしいと思っていた。罠に嵌められていたんだ」

 意識がなくなるとアーノルドと出会う1週間前に戻っていた。
 今からできることは限られている。処女好きなアーノルドに興味を持たれないために処女を捨てることにする。領主の娘が好色公爵に差し出されると知ったメリッサは身代わりに抱かれに行くと言って公爵の館に向かう。

 化け物公爵と呼ばれて呪いがかかっている彼の元に。

 この出会いをきっかけに運命が狂いだす。
 死にたくないから何でもします。
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