朝ごとに咲く約束
一日でしぼんでも、翌朝にはまた新しい花を咲かせるムクゲ。
幼い頃、澪は祖母から「約束を忘れない花」の言い伝えを聞いて育った。
高校二年の春、幼なじみの湊が遠い町へ引っ越すことになり、二人はムクゲの木の下で
「来年、この花が咲くころに会おう」と約束する。
しかし年月は流れ、湊は帰らず、澪も待つことをやめてしまう。
それから六年。
故郷へ戻った澪の前に、あの日の約束を胸にした湊が現れる。
花言葉「信念」「新しい美」「一途な心」から紡ぐ、再会と再生の恋物語。
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