解体技師、魔に堕ちる

冒険者や狩人の狩ってきた魔物を余す事なく解体する…
そんな解体技師として小さい頃から働いてきた少年アラン・アレグロは順風満帆な解体ライフを送っていた。

正直、そこまで給料は良く無いし解体技師は血生臭いものとして見られることもしばしばあった。それでも少年が仕事を辞めなかったのは、魔物の解体に一種の喜びを感じていたからである。

きっと体が使えなくなるその日まで解体を続けていくんだろうな…とおもいっていた矢先、アランの居る王都で戦争が始まってしまう。

戦争に巻き込まれ、亡き者になってしまったアランは…

何と記憶を持ったまま魂だけの魔物、ソウルとして生まれ変わってしまう。

これは解体技師が持ち前の知識を使い二度目の人生を生きていくお話。
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