GOD SLAYER’S

― 第三章・南陸行路 ―

第86話 出で立ち

紫蓮しれんたちは、西へと向かっている…。




【くノ一】である“撫子なでしこ”のサーヴァントらはこうだ。


オスのワーキャット（猫の獣人）は、身長が165㎝で、毛並みは灰色であり、右目が青色、左目が黄色の、“オッドアイ”である。

スーツとネクタイはブルーだが、ブーツ・ワイシャツ・ロングコートはブラックだ。

戦う場合には、銀製の【剣士】の防具となり、武器はレイピア細身の剣である。


オスのアルミラージは、普通の兎の5倍ぐらいの大きさだ。

額に1Mの長さがある黒色の“螺旋らせん状の角”が生えており、毛並みはオレンジ色で、瞳は赤い。


メスのゴブリンは、背丈が155㎝で、肩あたりまでの紫色の髪はウエーブしている。

ブラウンのブーツに、パンツタイプでブラックのスーツを着ており、ワイシャツとロングコートはホワイトである。

ネクタイは外しているようだ。

彼女は、戦闘時には【武闘家】の恰好となり、ヌンチャクを扱う。


メスのヘルハウンド（犬の半獣）は、身長が160㎝の二足歩行で、腰あたりまでの長さがあるボサボサの髪と肌は黒い。

瞳はレッドとオレンジが入り混じっているみたいだ。

ワイシャツとパンツタイプのスーツはホワイトであり、ブーツとネクタイはブラックで、ロングコートはブラウンである。

バトルでは、銅製である【戦士】の鎧兜と片刃のバトルアックス戦斧を装備するようだ。


サンダーバードの全長は3.5Mくらいで瞳以外は黄色い。




【巫女】である“涼音すずね”のサーヴァント達も確認していこう。


尾が九つあるメスの狐は、毛並みが白い。

全長が3M程で、そのうちの1Mは尻尾である。


メスのラミアは、上半身の人間の部分が70㎝で、下半身の蛇の部分は2.5Mのようだ。

彼女は恒温動物かのように体温を一定に保つことが出来るため、薄手の恰好をしている。

背中あたりまでの長さの髪の毛と、瞳に、蛇の鱗は、緑色だ。


身長120㎝でオスの“鎌鼬かまいたち”は、青色の着物と黒色の羽織や、紫色の足袋たびに草鞋わらじといった姿である。

戦闘の際には、軽めではあるが【武士】の鎧兜に、鎖鎌くさりがま、といった装備になるみたいだ。


オスのワーウルフ（狼の獣人）は、背丈が160㎝で、銀色に黒色が入り混じった毛並みをしており、瞳は青い。

ブラックのブーツに、グレーのパンツと、ブラウンのロングコートという服装である。

バトル時には、鉄製である【騎士】の甲冑とラージソード大剣に様変わりするようだ。


瞳以外は赤い朱雀すざくは、全長3.5Mといったところである。




ちなみに、サンダーバードや朱雀などの瞳は黒い。

他にも注目すべきは、撫子と涼音の、九尾きゅうびの狐や、ラミアと、ワーキャットに、ゴブリンが、喋れるという点であろう。


いずれにせよ、紫蓮の旅路は、以前に比べて、より賑やかになっている。

そんな[GOD SLAYER’Sゴッド・スレイヤーズ]は、街を目指していた。

イーガー城に侵入した“忍びの者”らと、“赤色のミノタウロス”に関する情報を、酒場やギルドで入手すべく―。