【完結】お飾りとして、婚約避けに使われた。 私のその後など、どこにもない。騎士様が来てくれるまで。
男爵なんて、平民と同じようなもの。そう言ったのは、もう顔も朧気な父だったかしら。お酒に溺れ、いつの間にか帰ってこない。消えてしまった。
お母さんと2人、なんとか過ごしていた。教会で祈り、ご近所さんとも仲良く過ごす中。
お貴族様に呼び出された。「母はどこですか?」そう聞いてもこたえてくれない。
書類へサインさせられる、父の姓で書いた。婚約の書類。それから、下働きとして働き見張られる毎日だったけど…。助けて騎士様!
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