上司と部下の恋愛事情

朔弥

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番外編

二度目のバレンタイン 4 ※

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 欲しいと誘われた海里は、スラックスの中で欲情し硬くなっている自身を取り出し、真尋の息づく蕾に先端を押しあてた。
「チョコはもういいみたいだから······今度は俺のを味わって····」
「っ···」
 押しあてられただけで、中に入って来た時の海里の欲情の形を知る真尋は期待で甘い疼きが腰に響く。


 海里は真尋の腰を両手で掴むと、中に自身をゆっくりと埋めていった。
 とろけたチョコレートと、アルコールに酔いしれ力の抜けた真尋の中は、抵抗なく海里を受け入れていく。
「···ぁっ···ああっ···か···いり···あ···んぅっ···」
 中に感じる海里の存在に、真尋は悩ましく甘い声をあげた。
「真尋の中、いつもより熱くて···絡みついてくる···俺のはそんなに美味しい?」
 問いかけながら海里は腰を大きく動かした。チョコレートと体液で海里が腰を動かす度にいやらしい音が真尋の耳に届く。その音がより一層、真尋を淫らな気持ちにさせる。
「あっ···あ···海···りの····気持ちい···ぃ···」
 背をしならせ、恍惚こうこつとした表情で真尋は無意識に口にした。
 その表情に海里は満足そうに笑みを浮かべると、
「真尋···いっぱい食べて···」
 と、耳元で囁きながら激しく背後から責め立てた。
「···!!·····やっ···ああっ···も···むりぃ······」
 何度も激しく奥まで海里の欲望を突き挿れられ、真尋は限界だと悲鳴をあげる。
「いいよ···何度でもイって···」
 腰を打ちつけながら海里は右手を真尋の半身に伸ばし指を絡ませた。
「あっ!···だめ···そんな···すぐイ···ちゃ···う···からぁ···」
 海里の熱い欲望で前立腺を刺激され既に絶頂に近かった真尋は、軽く海里に指でこすられただけで躰を強張らせるように震わすと、海里の手の中に精を放った。
「···ぁっ···はぁ···はぁ···」
 絶頂に酔いしれ力が抜けたように真尋は躰をソファーに沈め、乱れた呼吸を繰り返す。
 
「真尋···まだだよ···」
 そう囁くと、まだイっていない海里は自身を更に深い内部へと突き立てた。
「──··んんっ!」
 突然の衝撃に、真尋は喉を仰け反らせ髪を揺らしながら快楽に戦慄わなないた。
「もっとここに俺のを食べさせてあげるから···」
 真尋の放った体液で濡れた指で海里は自身が入っている下腹部の辺りをツっ···と撫でた。
 海里の言葉と指し示された指に欲情した真尋の内壁が奥まで入り込んだ海里の熱くたかぶりを包み込むように収縮する。
「あっ···っ··」
 海里の熱を感じとり、真尋は短く甘い官能の声を洩らした。
「ふふっ···欲しいって言ってる···」
 真尋の反応に嬉しそうに笑みを浮かべながら、海里は熱っぽい声で真尋の耳元で囁いた。
「···恥ずかしい···か··ら···言わない··で····」
 真尋は顔をソファーに埋めた。耳が赤い。
「どうして?真尋が欲しがってくれて嬉しいよ···」
 深く繋がったまま、海里は奥をえぐるように腰を動かした。
「あんっ···深···い····ぁっ···」
 突き抜けるような快楽に真尋は悩まし気な声をあげる。
「ね···言って···いっぱい食べたいから中に頂戴ちょうだいって···」
 催促するように海里は腰を緩やかに揺らした。
 優しく最奥を叩くように刺激され、もどかしくも淫欲をくすぐられる。
「あっ···あっ···やだ···それ····」
 物足りない刺激に真尋はかぶりを振った。
「じゃあ··どうして欲しいか言って?」
 真尋は少しの間押し黙っていたが、このままでは本当に緩やかな刺激しか与えられないと感じ取った真尋はゆっくりと口を開いた。
「もっと····ちょ··だい·······海···りの···食べた···い···」
 奥まで咥え混んだまま、真尋は紅潮した顔で甘く囁いた。
 その表情にそそられた海里は、真尋の中の半身を更に大きくさせる。
「あっ···はや···く··海···里ぃ····」
 海里が自分に欲情しているのを中で感じながら、焦がれるように腰を揺らす。
「いっぱい···中に出してあげるね、真尋···」
 海里は背後から抱きしめながら首筋に口づけると、腰を奥深く突き入れたまま、激しく腰を動かした。
「はっ·····あっ···あっ···だめ··ぇ·····また···イ··っちゃぅ···」
 躰を揺さぶられながら真尋は快楽に溺れた声で淫らに喘ぐ。
「俺も···真尋の中が気持ち良くて···イきそうだよ···」
 激しく動かしていた腰を、思い切り真尋に押しつける。
「──── やっ···ああっ····!」
 最奥まで穿うがたれ、真尋は与えられる快楽の深さにたまらず、四肢を強張らせ艶っぽい嬌声をあげた。
 それと同時に海里は真尋の中に熱い欲望をほとばしらせる。
「······真尋···好きだよ····もうお腹いっぱいって言うまでシテあげる···」
 囁くように海里は真尋の耳元で囁いた。
 薄れる意識の中、真尋は奥に流れ込む熱を感じながら海里の言葉が心地良い音のように聞こえていた。






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