上司と部下の恋愛事情

朔弥

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番外編

真尋BD 2 ※

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 ソファーに押し倒された真尋は、覆いかぶさってきた海里の躰の重みを感じながら、唇に重ねられた海里の口づけに自身も唇を開き受け入れる。
「んっ···つっ······」
 吐息と舌を絡ませ、何度も互いの唇を貪るように口づけをした。
 海里の口づけの心地良さに、いつの間にか真尋の躰の力は抜け、魅了されたような表情で彼の舌を追い求める。
「······真尋」
 愛おしく名前を囁きながら再び深く口づけ、右手を真尋の半身へと伸ばした。
 ズボンの上からそっと撫でるように触れると、中ですっかり息づいている真尋の半身が更に硬さを増すのが伝わる。
「っ···んんっ···」
 口づけで半分快楽に意識がトロンとしている真尋は、無意識に海里の掌に半身を擦りつけるように揺らした。
 もっと···と、せがまれているような仕草に、海里は湧き上がる欲情を抑えながら、
「そんな誘い方···どこで覚えたの?いやらしく擦り寄せて···」
 と、真尋に色香の混じった声で問いかける。
「あっ······ちが······」
 海里の声で自分が海里に腰を擦り寄せていた事に気づいた真尋は、顔を赤らめた。
「恥ずかしがらなくていいよ···いっぱい気持ち良くしてあげるって言ったよね?」
 嬉しい反応だと、海里は顔をほころばせながら海里は真尋の耳朶に軽く歯を立て甘噛みした後、舌を這わせながら耳の縁を辿り、奥へと舌を入り込ませた。
「今日は···もっと優しく愛撫してあげる···」
 吐息のような囁きと、舌を差し込まれる音が鼓膜を刺激する。
「···んっ······ゃ···だ······」
 ゾクゾクと甘美な痺れが腰に響き、真尋は小さな声を洩らした。
 半身は熱がこもり始めているが、海里の手はそっと触れているだけで動いてはくれない。
 優しすぎる愛撫に真尋はもどかしさを感じていた。
「何が嫌?···真尋···答えて?」
 くちゅ···と耳を愛撫したまま海里は問いかける。
「···ぁ···だ···から······もっと···何時もみたいに···」
「何時もみたいに?···これじゃあ物足りない?せっかく今日はゆっくり真尋を気持ち良くさせたかったんだけど····」
 玩具や会社のトイレで悪戯をした事を思い浮かべながら、ここ最近やり過ぎたかな···と海里は苦い笑みを零した。
「でも、真尋がシテ欲しいなら応えないとね、誕生日だから···」
 海里はそう言うと、首筋に口づけ優しい愛撫を続けながら、真尋が脚を閉じられないよう自身の躰を太腿の間に割り込ませ、掌で覆うように触れていた真尋の半身の形を辿るように撫ぜる。
 硬くした真尋を掌と指で何度も擦るように撫ぜながら、時折、先端を少し強めに指で円を描くように触れる。
「んっ···っ···はぁっ···ぁ···」
 吐息に感じている声が混じり、真尋の躰が快楽を追い求めるように筋肉が緊張し震えた。じわり···とズボンに湿った熱が広がる。
「海···り······お願いだから···」
 切なそうな瞳で海里を見つめる。
 心地良いが、このまま焦らされ続けられては躰がどうにかなってしまいそうだ。
 いつも海里を受け入れている後ろも、物寂しそうにヒクついているのを感じる。



 早く······だ···いて······


 
 真尋は海里の首に腕を回し抱きつくと、囁きとも悲鳴ともとれる声をあげた。
 海里はあやすように真尋の髪を左手で撫ぜながら、右手はズボンのホックを外しジッパーをゆっくりと下げた。
 金具の音が真尋の耳に響く。
 ゆっくりとした音が余計にいやらしさを増すように感じ、真尋は海里の首に回した腕に力を入れぎゅっと抱きしめた。
 海里の指の動き全てが真尋の欲情を揺さぶる。
「んんっ···」
 悩まし気な吐息が思わず唇から零れた。
「すぐイっちゃいそうだね···」
 脱がされた半身は先走りの液でしっとりと濡れている。
「早···く···」
「まだ駄目だよ、真尋···。今日は優しくとろけさせてあげるって言ったよね」
 そう言いながら海里は自分のズボンの前をくつろげると、自身の熱く昂ったモノを取り出すと、腰を真尋の陰茎に擦りつけるように動かした。
 自身の濡れた液と海里の先端から滲んでいる液体が混ざり合い、ぬるぬると海里の欲望が真尋の陰茎を滑るように愛撫する。
「やっ···それ駄目ぇ·····っつ····あっ···つ···」
 同じ雄を擦りつけられる背徳めいた行為が真尋の羞恥を煽り、いやらしさが性的興奮を誘う。
「···ぁっ···待っ···て···」
 真尋は腰を浮かしながら逃げようと肘をついて後ろへ後退りしかけるが、海里に腰を抑えられ阻まれる。
「逃げちゃ駄目だよ···」
 片手で腰を掴まれたまま、もう片方の手が海里のモノと一緒に包み込んだ。
「だ···めだ······海里ぃ···」
 海里の欲望と一緒に局部を握られしごくように根本から先端へと指を動かされ、真尋は込み上げてくる快楽に背を反らせ四肢を強張らせた。
 すぐにでもイってしまいそうな快楽に、真尋は海里の首にましていた手で彼のシャツを掴む。
「ゃ···ぁぁ······イ···きそ···やめ·····」
「いいよ···俺もイきそうだから···一緒に···」
 耳元で囁かれる。
「あっ···んっ···もぅ······ああっ···っつ!」
 声を震わせながら真尋は絶頂を迎えた。
「──···っ!」
 真尋がイくのと同時に海里も短く吐息を洩らし、精を放った。
 二人の放った生暖かな白濁の液が海里の指と真尋のお腹を濡らす。
「もっと···真尋を気持ち良くしてあげる···」
 イったばかりで乱れた呼吸を繰り返す真尋に海里は魅惑的な声で囁いた。




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