お姫様は死に、魔女様は目覚めた
とある大国に、小さいけれど豊かな国の姫君が側妃として嫁いだ。
しかし、離宮に案内されるも、離宮には侍女も衛兵も居ない。ベルを鳴らしても、人を呼んでも誰も来ず、姫君は長旅の疲れから眠り込んでしまう。
そして、深夜、姫君は目覚め、体の不調を感じた。そのまま気を失い、三度目覚め、三度気を失い、そして……
「あ、あれ? えっ、なんで私、前の体に戻ってるわけ?」
姫君だった少女は、前世の魔女の体に魂が戻ってきていた。
「えっ、まさか、あのまま死んだ⁉」
魔女は慌てて遠見の水晶を覗き込む。自分の――姫君の体は、嫁いだ大国はいったいどうなっているのか知るために……
しかし、離宮に案内されるも、離宮には侍女も衛兵も居ない。ベルを鳴らしても、人を呼んでも誰も来ず、姫君は長旅の疲れから眠り込んでしまう。
そして、深夜、姫君は目覚め、体の不調を感じた。そのまま気を失い、三度目覚め、三度気を失い、そして……
「あ、あれ? えっ、なんで私、前の体に戻ってるわけ?」
姫君だった少女は、前世の魔女の体に魂が戻ってきていた。
「えっ、まさか、あのまま死んだ⁉」
魔女は慌てて遠見の水晶を覗き込む。自分の――姫君の体は、嫁いだ大国はいったいどうなっているのか知るために……
あなたにおすすめの小説

「私が愛するのは王妃のみだ、君を愛することはない」私だって会ったばかりの人を愛したりしませんけど。
下菊みこと
恋愛
このヒロイン、実は…結構逞しい性格を持ち合わせている。
レティシアは貧乏な男爵家の長女。実家の男爵家に少しでも貢献するために、国王陛下の側妃となる。しかし国王陛下は王妃殿下を溺愛しており、レティシアに失礼な態度をとってきた!レティシアはそれに対して、一言言い返す。それに対する国王陛下の反応は?
小説家になろう様でも投稿しています。

私は王子の婚約者にはなりたくありません。
黒蜜きな粉
恋愛
公爵令嬢との婚約を破棄し、異世界からやってきた聖女と結ばれた王子。
愛を誓い合い仲睦まじく過ごす二人。しかし、そのままハッピーエンドとはならなかった。
いつからか二人はすれ違い、愛はすっかり冷めてしまった。
そんな中、主人公のメリッサは留学先の学校の長期休暇で帰国。
父と共に招かれた夜会に顔を出すと、そこでなぜか王子に見染められてしまった。
しかも、公衆の面前で王子にキスをされ逃げられない状況になってしまう。
なんとしてもメリッサを新たな婚約者にしたい王子。
さっさと留学先に戻りたいメリッサ。
そこへ聖女があらわれて――
婚約破棄のその後に起きる物語

すべてを思い出したのが、王太子と結婚した後でした
珠宮さくら
恋愛
ペチュニアが、乙女ゲームの世界に転生したと気づいた時には、すべてが終わっていた。
色々と始まらなさ過ぎて、同じ名前の令嬢が騒ぐのを見聞きして、ようやく思い出した時には王太子と結婚した後。
バグったせいか、ヒロインがヒロインらしくなかったせいか。ゲーム通りに何一ついかなかったが、ペチュニアは前世では出来なかったことをこの世界で満喫することになる。
※全4話。

完結 愛のない結婚ですが、何も問題ありません旦那様!
音爽(ネソウ)
恋愛
「私と契約しないか」そう言われた幼い貧乏令嬢14歳は頷く他なかった。
愛人を秘匿してきた公爵は世間を欺くための結婚だと言う、白い結婚を望むのならばそれも由と言われた。
「優遇された契約婚になにを躊躇うことがあるでしょう」令嬢は快く承諾したのである。
ところがいざ結婚してみると令嬢は勤勉で朗らかに笑い、たちまち屋敷の者たちを魅了してしまう。
「奥様はとても素晴らしい、誰彼隔てなく優しくして下さる」
従者たちの噂を耳にした公爵は奥方に興味を持ち始め……

幼馴染の公爵令嬢が、私の婚約者を狙っていたので、流れに身を任せてみる事にした。
完菜
恋愛
公爵令嬢のアンジェラは、自分の婚約者が大嫌いだった。アンジェラの婚約者は、エール王国の第二王子、アレックス・モーリア・エール。彼は、誰からも愛される美貌の持ち主。何度、アンジェラは、婚約を羨ましがられたかわからない。でもアンジェラ自身は、5歳の時に婚約してから一度も嬉しいなんて思った事はない。アンジェラの唯一の幼馴染、公爵令嬢エリーもアンジェラの婚約者を羨ましがったうちの一人。アンジェラが、何度この婚約が良いものではないと説明しても信じて貰えなかった。アンジェラ、エリー、アレックス、この三人が貴族学園に通い始めると同時に、物語は動き出す。

【完結】聖女の手を取り婚約者が消えて二年。私は別の人の妻になっていた。
文月ゆうり
恋愛
レティシアナは姫だ。
父王に一番愛される姫。
ゆえに妬まれることが多く、それを憂いた父王により早くに婚約を結ぶことになった。
優しく、頼れる婚約者はレティシアナの英雄だ。
しかし、彼は居なくなった。
聖女と呼ばれる少女と一緒に、行方を眩ませたのだ。
そして、二年後。
レティシアナは、大国の王の妻となっていた。
※主人公は、戦えるような存在ではありません。戦えて、強い主人公が好きな方には合わない可能性があります。
小説家になろうにも投稿しています。
エールありがとうございます!


私が愛する王子様は、幼馴染を側妃に迎えるそうです
こことっと
恋愛
それは奇跡のような告白でした。
まさか王子様が、社交会から逃げ出した私を探しだし妃に選んでくれたのです。
幸せな結婚生活を迎え3年、私は幸せなのに不安から逃れられずにいました。
「子供が欲しいの」
「ごめんね。 もう少しだけ待って。 今は仕事が凄く楽しいんだ」
それから間もなく……彼は、彼の幼馴染を側妃に迎えると告げたのです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
補記・・・侍女長クラスが『勘違い』なんて言い訳にすらもならないし、あの皇帝でさえ無視(忘却?)であって餓死の指示はしてないですから😓
完結、お疲れ様でした🍻
設定とか色々と斬新で、タグに『ハッピーエンド』が無かった理由も納得😲
主人公、魔女だから人間とは感性も常識さえも異なるとはいえ あまりな事態に もどかしさは感じていたでしょう・・・そんな存在をブレさせることなく貫いた作者様は凄いなぁと思いますし、ブレさせない為と葛藤とで 作者様も執筆中は苦労なさったのでは❓ じゅうぶんにリフレッシュしてくださいね🍵🍡
皇帝は救いようのない愚かさと欠陥品ぶり・・・若くして即位っていっても10代前半とかじゃないんだから完全に自業自得😒 必然すぎる末路に、タグの『ざまぁ?』のハテナマークも納得😲
解雇された人たちがク-デタ-起こして 皇女を女帝に就けてれば “ 国 ” だけは存続できたかも・・・解雇とされてたけど実は殺されてた という可能性を感じるからアレですけど😥
“ 他国王女 ” な側妃に “ 食事 ” さえ運んでない事に何ヶ月も気付かない侍女長ら管理者の能力も皇帝と同レベルだから 皇宮崩壊は確定してましたけどね😓
男爵令嬢な側妃モドキ 、ホントに何の役にも立ってない “ ペット ” でしたね・・・『初めてのおつかい』だけやって野生に帰った感じ😅 お花畑すぎて 本件について罪悪感も悔恨も一生感じることが無さそう・・・責めることすら無意味っぽい気がします😓 まさか、クズ皇帝の血筋を宿してたりはしませんよね❓😒
結局、目覚めた魔女様は最後まで傍観者でしたね。動きも有れば良かったな。まあ、世俗から離れてるからこそ魔女様なんだろうけど。お兄様の後日談、読みたくなってきた。
完結お疲れ様でした。
誰も幸せにならない終わり方でしたが楽しめました。
最後に魔女が笑顔が見たいと零した言葉が印象的出来で良かったですね。
エピローグの召喚された話がきになる
ミリアリス、やっぱり屑帝が選ぶだけあって“貴族”ではなく根っからの“庶民”だったね。なぜ贅沢な暮らしができるのか、その意味を何一つ理解せず皇宮で贅沢に、好き勝手(侍女仕事は趣味だよね?)してた。側妃としての教育も受けず、仕事もせず、皇后に挨拶(謁見)せねばならない事すら知らない無知な平民。
だから、皇宮の侍女と勘違いされた時、訂正しなかった。間違えた者達を庇うという建前のもと、死にたくなかったから。
……こういう奴を、傾国の美姫(死神)と言うんだろうな。
ヴィヴィアンやミリアリアの肉親、彼女達を大切に思っていた人々が真実を知るまでと知った後の行動や思い視点で読んでみたいと思いました。
愚か者の犠牲になってしまったお姫様達の、周囲に残されてしまった人達の無念は生涯続くのでしょうが、魔女の望んだ笑顔も寄り添っていく未来であります様に。
何もわからず死んだミリアリアは哀れですし、全てわかった状況で娘だけでもと足掻きいたヴィヴィアンの想いは如何程かと。
ミリアリアやヴィヴィアンは、遺体が祖国に戻れた事がせめてもの救いですね。
皇帝が関わった姫達。ヴィヴィアンが命をかけて救った娘だけでも明るい未来がある姫になれたら良いと思いました。
魔女視点の割り切りと、わずかな情と気持ちの交錯が楽しく切なく、バランスが素敵でした。
完結お疲れ様です!
読者自身も主人公も傍観者の為、最後まで直接的な行動を起こす立場から離れており、母国の家族への救済がないのが消化不良気味…かな?
魔女さん、沢山おられるようなので魔女シリーズ的な感じで、他の魔女さんのお仕事傍観者版や魔女さんの恋、主人公直接介入版などの続きがあったら読んでみたいです♫
お兄様の悲しみ救済ストーリーとかもあったらいいな(。•ㅅ•。)♡
皇帝の死に様に溜飲が下がりました。遺体は獣に食われたのね。お墓も無し。まあ、相応の結末ですな。姫様、お兄様達によってやっと国に帰れましたね🥺。
16話の冒頭 死んだお姫様の名前がミリ“アリス”になってます
アリア=歌 で(歌)姫様で良いんですよね。
主人公さんも当事者のくせに原則論持ち出して傍観者決め込むとか大概だなぁw あれ?一番まともな人間はヒドインポジションの子なのでは?
皇帝の末路はどうなるのか楽しみですね。王様の処刑といえばギロチンですがアレは苦痛の少ない王侯貴族用の処刑法であってどうせなら車輪刑や凌遅刑が良いと思われる。
いやもう、あんな計画が上手くいくと思える皇帝が不思議です。
間違いなく猫より脳みその性能悪いですね。
お兄ちゃん、遺体を見つけたらどれだけショック受けるんだろう……
ミリアリスさん、まともな良い子だからこそ皇帝のキチガイじみた悪意になかなか気付けなかったんでしょうね。
皇帝の目に留まってしまった時点で人生詰んでましたね。
たとえ状況がわかっていたとしても彼女自身がどうにかできる身分でもないし、かわいそうに。
いや、何でここまでの外交暗君が王位につけたんだ。普通こんな奴、周りから危険視されて、王位につけたとしても実権取り上げられるだろうに。もともと国の中枢部自体がガタガタだったのか?
皇帝、アホ過ぎんだろ。こんな事上手くいきっこないじゃん。ただ罪を重ねただけ。犠牲になった姫達が哀れ過ぎる。皇帝はまともな死に方出来ると思うなよ(# ゚Д゚)。お兄様、ケガしないと良いね🥺。
ものすごく気になるのですが、魔女さんの前世(?)のお姫様のイ体未だに倒れた当時
そのまま放置になってるのかなぁって思った、それって軽くホラー案件かも
皇国側は皇帝しかお姫様がタヒんでいるの知っていない訳だし、他に知っていたら
大騒ぎになりそうなのにそれすらも無いしでもし判明したら怖いなぁ
プレスコット国の姫様の遺体はそのままなの?
倒れた姿勢のままミイラ化してるのかなぁ。
その前に遺体って腐らないの?。湿度が低ければミイラ化するのかしら。
ミリアリスにも罪はあるだろう。
暗愚な皇帝に寵愛され、その豪奢な部屋やそれなりの装飾品を与えられ享楽を得ていただろう?
皇妃やミリアリアへの予算まで流用してないかい?
『知らなかった』じゃない『知ろうとしなかった』が正解だろう。
その暗愚に惚れたのも、知ろうとしなかったのも自己責任。
クラレッタでさえ愛するムッソリーニの為に共に死ぬ事を選んだ。
ミリアリスも、その暗愚を愛したんだから一緒に逝ってやれば良いんじゃないかな?
ここで生き延びても、ミリアリスにはロクな未来は想像出来ない。
姫様の家族が🥺。死んでるのに誰もしばらく気付かなくて、やっと来た皇帝がやっと死んでるのを知ったけど放置で😣。姫様を国に帰して😭。手厚く葬ってあげて😭。皇帝はもうギロチンレベルに処刑されてしまえ🤬。
国の存亡を見たければ魔女を見ればいい。
彼等は基本的に不干渉だが困窮したら王族が無茶振りをしてくる。
そうなる前に姿を消してしまうからだ。
みたいな話が残りそう。
それでも飲まなければやってられない時が人間(魔女)にはあるんだよ。
……世俗に不干渉っていっても、帝国内に棲み着いていた魔女達が一斉に姿を消したら不審に思う者達もいるはず。そして皇帝に嫁いだ妃達に対する違和感。
その二つを繋げられる者達から、生死を問わず姿を消し始めるだろうな。
ミリアリスは関係ないし悪い子でもないけど、ここに登場する人物で唯一悪いのは皇帝だけですよね。
ミリアリスのように無関係な人が死んだり、悲惨な境遇を受けているのだから、原因である彼女だけ運良く救われてしまうと微妙な感じになりますね。
他の女性達は理不尽な目にあったのに、なんで彼女だけ『主人公特性(みたいなもの)』でご都合主義で助かるんだろ、みたいな。
誰か皇妃様を助けてあげて😭。そして、願わくば皇帝が最も愛する人の手で皇帝が破滅しますように🔥。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。