【完結】僕は君を思い出すことができない
「久しぶり!」
高校の入学式当日。隣の席に座る見知らぬ女子に、突然声をかけられた。
どうして君は、僕のことを覚えているの……?
心の中で、たしかに残り続ける幼い頃の思い出。君たちと交わした、大切な約束。海のような、美しいメロディ。
思い出を取り戻すのか。生きることを選ぶのか。迷う必要なんてないはずなのに。
僕はその答えに、悩んでしまっていた──
「いま」を懸命に生きる、少年少女の青春ストーリー。
■素敵なイラストはみつ葉さまにかいていただきました! ありがとうございます!
高校の入学式当日。隣の席に座る見知らぬ女子に、突然声をかけられた。
どうして君は、僕のことを覚えているの……?
心の中で、たしかに残り続ける幼い頃の思い出。君たちと交わした、大切な約束。海のような、美しいメロディ。
思い出を取り戻すのか。生きることを選ぶのか。迷う必要なんてないはずなのに。
僕はその答えに、悩んでしまっていた──
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一布さん!!
素敵な素敵な感想をありがとうございます😭
実は今回の作品は結末をどうするか、最後まで悩んでいました。当初のプロットでは、二人とも最終的に亡くなる結末で救いがないくらい悲しい終わりの予定だったんですが……
ショウジは「どんなことがあっても生きたい」と考えを持つ少年だったので、彼の意思を貫かせるためにショウジのみ思い出を忘れることになりました。大切な過去を思い出せないまま生き続けることになるので、今後ももどかしさを抱えながら過ごしていくことになりますが……
サヤカは二人との過去を絶対に忘れたくない、という強い意思を持つ女の子なので、思い出を選びました。
そもそも奇病は謎が多い病気で、わたし自身もあえて詳細を決めていない架空の病です。ショウジがいきなりすべての思い出を取り戻してサヤカとともに死ぬことになると、なんだか悲劇を無理やり創り上げてるみたいで納得いかないし、逆にサヤカが記憶をなくして生きられることになってもご都合主義っぽくなって気持ちが悪い(笑)
その結果、二人の性格や想いを重視して、このような終わりにすることにしました。
なんだかんだ悩みまくって書いた作品なので、いままでと少しだけ趣が変わってしまったかな?とも思います😂
一布さんに深いところまで読み込んでいただき、ほんとうに嬉しいです。
今回も誠に誠にありがとうございました!!