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「にゃんにゃんにゃん♪」
「…可愛い。」
タール様?
心の声ダダ漏れですわよ?
「タール様。恥ずかしいから出て行って。」
「なんで?本番には家のやつ全員引き連れて行こうと思ってるんだけど?」
お?
私ごときに王家の人間全員出動?
国王陛下も来るの?
王妃様も?
メイド達も?
「それはやりすぎじゃ…」
「シュルクは自分の可愛さを自覚してね。鏡で見てごらん。」
そう言ってタール様は鏡を差し出してきた。
私はその鏡を覗いたがなんとも思わなかった。
ん?
いつも通りのシュルクちゃんよ?
「可愛い…の?」
「可愛いよ!!本番の日なんてどれだけ男が寄ってくると思ってんの!?」
…寄ってくること前提なの?
「シュルクはちゃんと逃げれる。」
「逃げれないだろうね。囲まれるだろうし。」
囲まれるの?
逃げれんの?
それは…嫌
「いやぁ…シュルク…男の人に寄って欲しくないぃ…」
「でしょ?だったら今すぐ部屋に鍵を…」
「でも本番は行く!!」
あ
タール様が凹んだ
今私を監禁しようとしたもんね
分かってるのよ~?
シュルクちゃんは天才なんだから
「シュルクちゃんは天才だから何でもお見通しなんだぞ!!」
「…お見通しじゃないでしょ。毎朝どれだけラブレターが靴箱に入ってると思ってるの?」
はい?
そんなもの見たことないよ?
「見たことないって思ってるでしょ?家の者にいつも片付けてもらってるんだから。」
処分?
なぜ?
貰った方が嬉しいんだけど…
「シュルク読みたい!!」
「…いいの?倒れても知らないよ?」
倒れるの?
倒れちゃうの?
「いい!!」
あ
またタール様凹んだ
や~いや~い
私のこと溺愛し過ぎだからそんなことが起こるんだよ~だ
「…可愛い。」
タール様?
心の声ダダ漏れですわよ?
「タール様。恥ずかしいから出て行って。」
「なんで?本番には家のやつ全員引き連れて行こうと思ってるんだけど?」
お?
私ごときに王家の人間全員出動?
国王陛下も来るの?
王妃様も?
メイド達も?
「それはやりすぎじゃ…」
「シュルクは自分の可愛さを自覚してね。鏡で見てごらん。」
そう言ってタール様は鏡を差し出してきた。
私はその鏡を覗いたがなんとも思わなかった。
ん?
いつも通りのシュルクちゃんよ?
「可愛い…の?」
「可愛いよ!!本番の日なんてどれだけ男が寄ってくると思ってんの!?」
…寄ってくること前提なの?
「シュルクはちゃんと逃げれる。」
「逃げれないだろうね。囲まれるだろうし。」
囲まれるの?
逃げれんの?
それは…嫌
「いやぁ…シュルク…男の人に寄って欲しくないぃ…」
「でしょ?だったら今すぐ部屋に鍵を…」
「でも本番は行く!!」
あ
タール様が凹んだ
今私を監禁しようとしたもんね
分かってるのよ~?
シュルクちゃんは天才なんだから
「シュルクちゃんは天才だから何でもお見通しなんだぞ!!」
「…お見通しじゃないでしょ。毎朝どれだけラブレターが靴箱に入ってると思ってるの?」
はい?
そんなもの見たことないよ?
「見たことないって思ってるでしょ?家の者にいつも片付けてもらってるんだから。」
処分?
なぜ?
貰った方が嬉しいんだけど…
「シュルク読みたい!!」
「…いいの?倒れても知らないよ?」
倒れるの?
倒れちゃうの?
「いい!!」
あ
またタール様凹んだ
や~いや~い
私のこと溺愛し過ぎだからそんなことが起こるんだよ~だ
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