EVANESCENCE ~秘蜜~ 【R18】

緋羅

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2nd

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玄関の前で昨日貰った鍵をジッと瑠花は見つめていた。


蓮に1人で帰らせられないと言われ、家まで送って貰ったのだ。
そして、別れ際そっと手渡された鍵。
いつでも自由に使っていいと、握らされたのだ。


ふと昨日の出来事が蘇り、顔を赤くする瑠花

(蓮の事が頭から離れなくて、気付いたら、来てたなんて、、、言えない)

手の平の鍵が昨日の出来事を物語っているが、夢なんじゃないかって思えて仕方ない

(だって……私……蓮と

いくらなんでも…
放課後のアノ後、助けて貰ったからって、常識から考えて、、、あんな事しないよね

蓮はどうして…)


ドアを見つめ、そろりとインターフォンに手をかけ呼び出しボタンを意を決して押した。

(……ドキドキする)

ほんの僅かな時間にも緊張が走る。

(もしかして居ない?それとも違う部屋だった?…)

インターフォンの応答が無く、心臓のドキドキが大きく聞こえる。

(やっぱり夢だった…とか?……)

瑠花の目の前のドアがカチャリと開き、玄関内へと大きな手に腕を引っ張らた。

「良かった…」

蓮の大きな胸の中に抱き留められ、小さな呟きが聴こえてきた。

「…っえ?」

ギューっと蓮に抱き締められる。

「出掛ける時は迎えに行くって言ったろ…」

「そんな…大丈夫だよ。いつも通ってる道だし…」

「ダメだ。危機管理はきちんとしないと」

「大袈裟だよ…」

「それにヒラヒラしたスカートを履くなよ」

蓮の手が瑠花の顎を掴み、上を向かせた。

「えっと…」

熱い眼差しで瑠花を見つめる。

(あんまり見つめないでよ…)

「俺に見せたかった?」

唇が触れるくらい近くに顔を寄せた。

「…そんな事…は…」

(近いしっ…恥ずかしいよ…)

「違う?…でも、可愛い顔してもダメだよスカートは。
そうだなぁ危機管理の無い瑠花には罰を与えないと…」

「バツ?!って…なっ、なんでそうなるのっ!?」

「スカート自分で捲り上げて」

「へっ?!ま、まっ、待って…どうしてっ!」

(ちょっと!話がぶっ飛んでますけど、、、)

「どうして?って…ここに来たって事は俺とのセックスが忘れられなかったんでしょ?瑠花…」

蓮は唇を近づけ、瑠花の耳元で囁き、チュッと口付けた。

「…っん」

「ほら早く…瑠花、期待して来たんでしょ」

「期待とか…そんな事、違う……」

「違う?じゃあ何で俺の所に来たの?」

「そ、それは…」

「昨日は素直だったのにね…瑠花」

瑠花の耳を咥え、舌で舐め始めた。

「っあ…待って…んっ…そんなつもり…じゃ」

「罰を受け入れれば……昨日より気持ち良くして…アゲル」

耳朶を甘噛みし、蓮は耳を貪る。

「ぁんっ…あっ…」

(そんな風にしちゃダメ…)

「耳弱いよね……反対も、ちゃんと可愛いがってアゲル」

「…ぃゃっ…っんん」

「はぁ……瑠花……可愛いよ」

背中に回っていた蓮の手が瑠花の身体のラインに沿って下へを降りていき、スカートの上からお尻を円を描く様に撫であげる。

「…あぁ…っあん」

「さっきから可愛い声出して…もしかして濡れてるんじゃない?スカート捲って見せてよ瑠花」

耳を咥え、お尻を鷲掴みしながら揉みあげ続ける。

「ぁ…そんな…こと…はぁ…」

「濡れてないって言うなら自分で、ホラ…捲り上げて」

「そん…なぁ…無理」

首を横に振り俯く。

「恥ずかしい?……嫌がる事はしないって約束だから仕方ない…でもお仕置きにならないなぁ。
じゃあ別のお仕置き考えないとね…」

そう言うと、瑠花の膝を割って太腿をショーツの上から擦りつける。

「…ぁ…っ」

擦る動きも徐々に速度を上げていく。

お尻を揉んでいる手先がスカートを辿り寄せ、ショーツを露わにし、中指で脚の付け根を撫で上げる。

「ぃやっ……ぁあ」

ゆっくりショーツのラインを行ったり来たり、撫でていく。

「っん……」

「瑠花…ちょっと濡れてる……俺に触られて感じちゃった?」

「…っ…ちがっ」

「ウソはダメだよ…」

膝でグリグリと敏感な場所に押し付ける。

「ぁあん…っん…」

「ここイジられて濡らしてるての解ってるだろ、ホラ」

蓮が絶え間なく擦り付ける。

「あぁ…っ、あっ…」

「それに…固くなって、下着の上から解るよ」

蓮の激しい動きに蕾が大きく膨らみ、蜜が溢れ出していく。

「はぁ…あっ…ぁん」

「下着グチョグチョになる前に脱ごうか…」

蓮は両手でショーツを下ろし、茂みに隠れた先へと指先を侵入させ、膨らむ蕾を擦り出す。

「っあ…はぁ…っぁあ…」

執拗な位に与える刺激に耐えきれず、瑠花の膝がガクガクを震え出す。

瑠花は蓮の腕をギュッと掴んだ。

「立ってられない?…しょうがないなぁ…

でも…ダメだよ……

身体、こっちにして…瑠花」

手首を掴んで壁に両手をつかせた。

「脚開いて」

耳元にキスをしながら囁き、後ろから溢れている蜜を絡め、大きな蕾を指に挟みながら、前後に手を動かしていく。

「ホント凄いね…ちょっとイジっただけなのに

聞こえてるよね?瑠花…

グチョグチョして……ヤらしい…」


「ダメ…そん…な……ぁあっあ…」


「甘い声……興奮する…」


カチャカチャとベルトの金属音とジッジジーっとファスナーを下す音が聞こえたかと思うと、蜜の入口に固いモノが触れた。

「……あぁっ…っん」

「俺のが、凄くなってるの解る?…瑠花」

溢れる蜜の入口に蓮のソレを押し当てて、ゆっくりと前後に動かす。

「はぁん……あぁっ」

「瑠花、腰突き出して…ホラ

……ぁっ…ヤバっ……

気持ちイイ…っよ…

…太腿ギュッと閉じて……そうイイよ…凄く…」

「っあ、ああ…っん…ダメ」

「入りそうで入らないってどう?…気持ちイイ?瑠花」

「…ぃやん…っあぁ…そこ…は」

「挿れて欲しい?

瑠花……挿れて欲しいなら、ちゃんと言って

おねだりするまで挿れない…オ・シ・オ・キだよ」

「…あぁ…ダメ…そんなに…しちゃ…」

(…おかしくなっちゃう)

大きな蕾と止めどなく溢れる入口を激しく擦られ、瑠花の腰が揺れ始めた。

「気持ちイイんだぁ…腰揺らしちゃって可愛いよ

こっち顔向けて…キスしよう」

唇の端にチュッと口付けし、喘いでいる瑠花の口内へ舌を滑り込ませた。

「…はぁっ…っん…んんっ…」


(どうしたの?私…何か…変!?…)

「もっと…っん……舌…っを…ハァ…ハァ……イイ」


2人の舌先が激しく絡み合う。


「…瑠花……気持ちイイよ」


「っん……はぁっ…っんん」


(なっ、何?……ボッーする…何が起きてるの?!)


「気持ち良すぎて…ヤバい

…ゴメン瑠花……イクっ…」


(……蓮……)


「…私……もう…ダメ……

頭が…ああっ、あぁ…っあぁん……

それ…ダ、ダメ…ぁあ…」


「…もう…瑠花…イク!……出るっ……


イクよ……



…ハァ…ハァ……

ハァーハァー」

汗がほとばしり、絶頂を迎えた蓮はギューっと瑠花の身体を抱き締めた。


呼吸が荒く身体を上下に揺らしながら、瑠花の頬に口付けた。

「…瑠花……オイ?!」

「……」

フラつく瑠花の身体を抱き留めた。

「……もしかしてイッた?」

「イッ…た?…って…」

「そう…かぁ…
…後で、ちゃんと教えてアゲルから、部屋に行こうか」

蓮に身体を抱きかかえられた。

「あっ、あの…下ろして」

「力が入らなくってフラついてたくせに」

「だっ、だって…恥ずかしい」

(お姫様抱っこ…)

「2人しか居ないんだから恥ずかしがることないのに…」

(だって…顔が近いの。蓮の顔、女の子より綺麗で、天使みたいで…まともに見れないよ)

蓮は玄関から寝室へお姫様抱っこのまま連れて行った。
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