EVANESCENCE ~秘蜜~ 【R18】

緋羅

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REN's side 3

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夏休みから久しぶりに瑠花に逢えると思うと緊張で眠れなかった

そのせいか新学期早々、寝坊

いつもの電車に乗れず慌てて学校に向かった

教室に向かう途中、廊下をボッ~と歩く瑠花を見つけて、顔がニヤついた

嬉しい気持ちを抑えて近付いていくが、ホント気付かなくて、何だか悪戯したくなった


「きゃっ…ゴメンなさい」


「相変わらずだな瑠花」


(久しぶりに瑠花の声……香りも、、、それに緊張するな)


「…こっち来て」


目に付いた理科室へと連れて行った



理科室に入るとモジモジしてる瑠花に声を掛ける

(突然だから驚いてるよな)

「あぁ…ゴメン
しばらく二人で会うのはヤメようって言ったのにね…こんな所に連れて来て」

(でも、瑠花を見たら、、、やっぱり、側に居たいし、触れたい

…下心あるとか思われないように、平然としてないと

それに緊張してるとか悟られない様に、、、

瑠花も緊張してる?

可愛くて悪戯したくなる)


「どうしたの?緊張してる?
…まぁ久しぶりだしね

それより瑠花は、どうしてた?
あの日から俺と会わなくなって淋しかった?」

瑠花を壁際に追い詰めて問いただす

「瑠花、自分でシてたんじゃない?」

顔を近づけ瑠花を見つめた

(いつ振りだろか、、、触れたい瑠花に、、、)

「二人きりだと、直ぐに触れたくなるから

こうやって…触れるだけじゃ足りなくて、もっと触りたくなる」

指先で唇をなぞると、瑠花は赤く頬を染めた

(抑えられそうに無い…

今更、無理

止められない

……瑠花を独占したい)


瑠花のスカートを捲り上げた


「蓮っ…待って!こんな所で…」

(恥じらう瑠花の声も可愛くて

意地悪したくなるって

分かってる?


だから


俺を見て

感じて

もっと……求めて)


「イヤ?イイの?どっち
言わないなら、続けちゃうけど」


瑠花の敏感な箇所を責めていく度に、甘い喘ぎが漏れる


「………っ…いやじゃない…だからっ…ん」


(……瑠花

好きだよ

可愛くて

誰にも渡したくない……



ホント可愛すぎて

止められそうに無い)


「…触れて欲しい…蓮だけっ…あっ」


(本当に?瑠花…


嬉しくて

、、、虐めたい


矛盾してるけど)


「瑠花にプレゼント持って来たから

目瞑ってて」


(従順で可愛くて、ホントにヤバい



逢えない日々にイラついて

こんな事考えてたなんて知ったら

嫌われるだろうけど…)


瑠花のショーツの股を掴み、秘所を露わにし、滴る蜜の穴へと押し込んだ

瑠花の潤んだ瞳を見つめ、蓮は妖艶な笑みを浮かべる

「ダメだよ…抜いたりしたら、プレゼントって言ったでしょ」

(悪魔って思う?

どうなの?瑠花……


久しぶりなのに、こんな事されたら


動揺してるよね


でも、そんな姿も可愛くて

余計に虐めるたくなる)


「初めてだから小さいバイブにしたんだけど、気に入ってくれた?

瑠花ってMだから好きでしょ?」

瑠花を抱き締め、追い討ちを掛けるように耳元で囁く

「俺がイイって言うまで抜かないでいらたら…好きなだけイかせてアゲル」

(変態って、自分で…そう思う


瑠花に変態って思われてもいいけど、嫌われたらショックだね



でも

良く考えると

いつも

ある意味

変態



だから

こんな事考えてるんだろな


始業式中だって

分かってるけど


スイッチを押したら

瑠花が

どうするとか



耐えてる姿見て

興奮して




ホント

ヤバい





限界?


まだでしょ?


瑠花、、、








ヤラしい顔して




ほら


今度はちゃんとイカせてあげるから




飴と鞭


必要でしょ……)








ーーーーーーーーーー

(新学期が始まって、瑠花に逢えるのは嬉しい

けど

問題もある

瑠花が、俺と2人で居るのを見られたくないって言い出した

山本達とか、俺のファンとかに知られたら、恐い、、、とか


隠れて会うより、堂々としてる方が問題無いって思うのは俺だけだろうか?


あと、小坂の…


……瑠花は、あの事は、、、小坂を好きな奴の仕業だとかは思ってないだろう……思わないだろうなぁ


俺といれば、そっちは問題無くなるだろうが

いずれにしろ、女の嫉妬は恐いって事か



それにしても…瑠花、遅い

何してるんだ?

昼休み短いのに)



階段を上る足音が聞こえてきた


(やっと来た…)


瑠花の姿が目に入ると、蓮はもどかしげに促した

「瑠花、こっち」

(早く………1秒でも長くいたい)














ーーーーーーーーーー


少しでも一緒に居たい気持ちが強い


だから


ホームルームが終わると直ぐに瑠花の元に向かった


声を掛けると瑠花は驚いて振り向き、見上げた

「一緒に帰りたいんだけど、黒川と」

更に告げると、大きく目を見開いて固まる瑠花





強引過ぎるとは思ったけど

そうでもしないと

先には進まない








ずっと側にいたい

ただ

それだけ




瑠花にとっては

意に反していると思う





瑠花にとって〝俺〟は

好きとか

嫌いとか

恋とは違う感情だろ






それでも

側にいてくれるなら

…護るよ








どんな形でも

俺を選んでくれるなら











そう誓ったのに












何で



先に行かせたんだろうか




俺が、あんな事を言わなければ………
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