勇者パーティが全滅したので、僕は魔王と旅をする〜僕が大嫌いな勇者の中にいるのは、僕を世界で一番好きな魔物だった〜


異世界転生した僕(真中 伊織)が与えられたのは、戦う力ではなく《無限収納》だけだった。
その力を見込まれ、僕は勇者パーティの荷物持ちとして魔王討伐に同行することになる。

けれど、表では誰からも慕われる勇者は、裏では僕を心底嫌っていた。
そして魔王討伐の果て、勇者パーティは僕を残して全滅する。

しかし、魔王の正体は、かつて僕が助けた小さなスライムだった。

しかもそいつは、僕が世界で一番嫌いな勇者の死体を乗っ取り、優しく笑って言った。

「この姿なら、ずっと一緒にいられるね。」

これは、僕が世界で一番嫌いな勇者の姿をした、僕を世界で一番好きな魔物と安住の地を探して旅をする物語。

※本作には残酷描写、人外描写、精神的に不穏な表現が含まれます。R15想定です。
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