拝啓、婚約者様。婚約破棄していただきありがとうございます〜破棄を破棄?ご冗談は顔だけにしてください〜
子爵令嬢のミリム・アデラインは、ある日婚約者の侯爵令息のランドル・デルモンドから婚約破棄をされた。
この婚約の意味も理解せずに、地味で陰気で身分も低いミリムを馬鹿にする婚約者にうんざりしていたミリムは、大喜びで婚約破棄を受け入れる。
この婚約の意味も理解せずに、地味で陰気で身分も低いミリムを馬鹿にする婚約者にうんざりしていたミリムは、大喜びで婚約破棄を受け入れる。
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【妄想劇場】
>ああ、妹が婚約破棄されたからって、兄はなにもしませんわ。ラナリス様が関わっていない限り。
私はアデライン子爵家に仕える執事のセバスチャンと申します。
現在お嬢様は先の失言が口から漏れていたことで、兄君の前で正座で説教されております。
「ミリムには私がそんな血も涙も家族愛もない男だと思ってるんだね、ん?」
はい、若様に告げ口したのは私です。
私は知ってます、若様はご家族(旦那様と奥様を含む)が何かされる度に、裏工作していることを。
1度、陛下に呼ばれて「ちょっとやり過ぎだよ」とやんわりと言われたことがございます。
それと……
「次期当主の失言をいずれ家を出て行く私に告げ口するのは、執事としてどうなのかな、ん?」
はい、私もお嬢様の隣で正座しております、ヒィッ!
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