夢幻の終焉
魔法を巡る二つの王家の物語。三部(章)作です。それほど血なまぐさくない(つもり)ですが一応戦闘シーンもありますので、苦手な方はご注意ください。
第一部:
はるか昔。「魔法」と呼ばれる未知の力を用いて世界を支配した一族があった。しかしやがて、一族はリネスとダルクト、二つの王家に分裂して反目し合うようになった。この争いは彼らの支配に異を唱える人々に決起させる隙を与え、王家は歴史上から姿を消した。
時は下り。王家の末裔は、今や小さな村で細々とその血脈を繋ぐのみとなった。だが両家の遺恨は未だ根深く、ダルクトの族長カタリナはリネスの手によるものと思われる襲撃で夫を、そしてレベッカは両親を亡くしていた。カタリナはレベッカを復讐の道具として育て、リネスの村を攻めるのに必要な鍵を持つ王女マリーの暗殺を命じる。しかし……
第二部:
「魔法を使えない」少女フィオナは結婚を間近に控えたある日、レベッカと出会う
第三部:
ミアルカを盟主とした連合国とレチルタとの戦い——大回戦(だいかいせん)からおよそ百年後。
辺境の町に住む少年ファルーズは宵花(よいか)と名乗る少女を助ける。四英雄の一人、レベッカの面影を強く宿すその少女は告げた。
「あなたを探していたの」
と。
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