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魔法学園グリモアール編
スライムも積み重なれば強敵だ
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俺の放った無数のファイヤーボールはスライムに当たるもダメージが入っていなかったようだった。
「どういうことだ!炎が弱点のはずだろ!」
俺たちがこの状況に困惑していると、スライムたちがこちらに気づいたようで、動き始めてから穴から出てきた。
穴から出てきたスライムの全貌は通常のスライムの20倍以上大きかった。
その体長およそ10メートル以上であった。
「おいおい、嘘だろ。この大きさはありえねえだろ!………そうか、これはきっと夢だ。いやー、悪い夢だな。よし、もう一回寝れば現実だな。それじゃ、おやすみ」
「現実逃避しないでくださいよ!現実ですよ!ほら、スライムがもうこっちに向かって来てるから!」
俺が現実を受け止めきれずいると、ミルラ王女は涙目で俺を全力で揺さぶっていた。
その間に巨大スライムはこちらに向かって来ていた。
「はっ!目が覚めたぞ。これでいないはず……なんだまだ夢の中か」
「いい加減受け止めてくださいよ!」
「はぁ、やっぱり現実なのか。よし、じゃあ次は切り刻んでやるか!」
俺は剣魔法によって無数の剣を空中に用意した。
そのうちの一本の剣を手に取りながら巨大スライムの向かっていく。
《剣術レベルMAX発動》
毎度のことながらの才能が発動する。
発動と同時に自分の体が自分のものではなくなる感覚に陥る。
そして、気づけばあっという間にスライムをバラバラにすることができた。
「よし!これで勝っただろ!」
しかし、世の中にはフラグと言うものが存在する。
そして、今回の俺の発言は完全にフラグだったことをあとになって後悔することになる。
バラバラになったはずの巨大スライムは徐々に元の姿へと戻っていった。
「嘘だろ!《自己再生》持ちのスライムとかいんのかよ!」
「あっ!そういえば城にいたときに聞いたことがあります。スライムは個体ではモンスターの中でも最弱ある。しかし、群れとなって積み重なり巨大なスライムへとなったとき大いなる強敵になると」
「いや、強敵過ぎだろ………」
すると、巨大スライムはなにやら呪文を唱えたようでこちらに水のボールが多数飛んでくる。
「これは水魔法のウォーターボールじゃないか!魔法まで使ってくるのかよ!」
俺と彼女はそれぞれのやり方で巨大スライムの攻撃を防いだ。
だが、すぐに巨大スライムの攻撃は飛んできた。
「くっ!このままじゃ、じり貧だぞ!どうすんだ!」
「私にお任せを。《太陽の恩恵を授かり、今解き放て、ソーラービーム》」
ミルラ王女の作った鏡魔法の鏡から光のレーザーが放たれる。
放たれたレーザーはスライムを貫通した。
おいおい、そんなだったらさっきと同じ結果になるぞ……と思って見ていたが、巨大スライムが再生を始める様子が見えない。
疑問を持ち、彼女に聞いた。
「スライムの体内をかなりの高温で焼き焦がしたんですよ?再生する細胞がないじゃないですか」
それを聞き納得した俺はもう彼女に任せようと思ったがどうやら簡単には終わることはできないようだった。
「どういうことだ!炎が弱点のはずだろ!」
俺たちがこの状況に困惑していると、スライムたちがこちらに気づいたようで、動き始めてから穴から出てきた。
穴から出てきたスライムの全貌は通常のスライムの20倍以上大きかった。
その体長およそ10メートル以上であった。
「おいおい、嘘だろ。この大きさはありえねえだろ!………そうか、これはきっと夢だ。いやー、悪い夢だな。よし、もう一回寝れば現実だな。それじゃ、おやすみ」
「現実逃避しないでくださいよ!現実ですよ!ほら、スライムがもうこっちに向かって来てるから!」
俺が現実を受け止めきれずいると、ミルラ王女は涙目で俺を全力で揺さぶっていた。
その間に巨大スライムはこちらに向かって来ていた。
「はっ!目が覚めたぞ。これでいないはず……なんだまだ夢の中か」
「いい加減受け止めてくださいよ!」
「はぁ、やっぱり現実なのか。よし、じゃあ次は切り刻んでやるか!」
俺は剣魔法によって無数の剣を空中に用意した。
そのうちの一本の剣を手に取りながら巨大スライムの向かっていく。
《剣術レベルMAX発動》
毎度のことながらの才能が発動する。
発動と同時に自分の体が自分のものではなくなる感覚に陥る。
そして、気づけばあっという間にスライムをバラバラにすることができた。
「よし!これで勝っただろ!」
しかし、世の中にはフラグと言うものが存在する。
そして、今回の俺の発言は完全にフラグだったことをあとになって後悔することになる。
バラバラになったはずの巨大スライムは徐々に元の姿へと戻っていった。
「嘘だろ!《自己再生》持ちのスライムとかいんのかよ!」
「あっ!そういえば城にいたときに聞いたことがあります。スライムは個体ではモンスターの中でも最弱ある。しかし、群れとなって積み重なり巨大なスライムへとなったとき大いなる強敵になると」
「いや、強敵過ぎだろ………」
すると、巨大スライムはなにやら呪文を唱えたようでこちらに水のボールが多数飛んでくる。
「これは水魔法のウォーターボールじゃないか!魔法まで使ってくるのかよ!」
俺と彼女はそれぞれのやり方で巨大スライムの攻撃を防いだ。
だが、すぐに巨大スライムの攻撃は飛んできた。
「くっ!このままじゃ、じり貧だぞ!どうすんだ!」
「私にお任せを。《太陽の恩恵を授かり、今解き放て、ソーラービーム》」
ミルラ王女の作った鏡魔法の鏡から光のレーザーが放たれる。
放たれたレーザーはスライムを貫通した。
おいおい、そんなだったらさっきと同じ結果になるぞ……と思って見ていたが、巨大スライムが再生を始める様子が見えない。
疑問を持ち、彼女に聞いた。
「スライムの体内をかなりの高温で焼き焦がしたんですよ?再生する細胞がないじゃないですか」
それを聞き納得した俺はもう彼女に任せようと思ったがどうやら簡単には終わることはできないようだった。
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