性悪女に負けるわけにいきません。私は”特別”なのです。

男爵令嬢シャーロットは、幼少期から音楽の英才教育を受け、学園では音楽部に所属していた。音楽部には同級生として男爵令息のアルバートがいて、女子から絶大な人気があった。シャーロットは女子の中で唯一、アルバートとたくさんおしゃべりをする仲である。アルバートは言う「シャーロットは”特別”だから」
しかし、アルバートの”特別”は恋人という意味ではなく、異性を感じないほど話しやすい、という意味だった。友達のままでいいと感じているシャーロットだったが、公爵令嬢ユリアの視線がアルバートの目を射止めることになる。そして、シャーロット・アルバート・ユリアの三人の関係の中で、”特別”は変化していくこととなる。
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