どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-

すずめさん

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-第九章-スプリングフィールド王国・再び編-

-第九章七十節 進化の真価!とオリハの災難?とエレアノラの力の源-

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突然の進化?に戸惑いながらも直ぐにオリハの助太刀に!…

この時左手に大剣を握り、右手に秋雲刀を握るとそれはもう!…

筋力が馬鹿になった二刀流の剣士!…誰もがその様子に絶句する!…

NPCはこんな事が出来る人間が居るのか?と、

そのマサツグの筋力に驚きを隠せず!…

またプレイヤー間の中ではチートなのでは?と…

勿論システム的な方で疑いを持ち、

しかし運営からBANをされる様子が無い事から!…

これが合法と言うか何かスキルのお陰で出来ている事を認識すると、

そのスキルに興味を持ち!…そしてマサツグの姿にやはり驚く!…

そしてマサツグ自身もバルデウスに向かって行く際、

不思議な感覚をその時感じ!…


__バシュンッ!!!…ッ!?…


{え、かっる!?…この剣ってこんなにも軽く!…

…いやそんな筈はねぇ!!…

ある程度重さがあったから今まで振り回せていたところもあって!!…

何か違和感が半端ねぇ!!…

…これ本当にちゃんと大剣として使えるんだよなぁ!?…

実はハリボテ…なんてオチはねぇよなぁ!?…}


と言うのもそれはいざバルデウスに掛かって行こうとする時にふと感じる!…

この時だいたい大剣の重さがズシッと腕に伝わる所、

しかしその大剣の重さは何故かほとんど感じられず!…

感覚的には鉄パイプから棒切れに変わった様な感覚であり、

数字で言うと大体10kgが1kgに変わった様な!…

となるとこの大きな変化にマサツグも戸惑い!…

このまま突っ込んで行ったとして!…技に影響が出るのでは!?と感じてしまうが、

飛び出した手前時既にお寿司!…とにかくオリハの助太刀に向かう!…

と、一方でオリハは未だ果敢にバルデウスと乱打戦!…

しかし徐々に押され気味に!…


__ガギギギギギギギギ!!!…


「グッ!!…グウウウウウゥゥゥゥゥ!!!!」


「クハハハハ!!!!…如何シタ獣ノ女ヨ!!!…

勢イガ落チテ来テ居ルデハナイカ!!!…我ヲモット楽シマセヨ!!!!」


さすがに本調子となったバルデウス相手に一人は無謀と言った所か!…

歯を食い縛り食らい付くが、徐々に反撃を喰らって怯み始め!…

が、それでもオリハの闘志は折れて居らず!…寧ろ痛みを怒りに変えて!…

更にバルデウスへ食って掛かろうとするのだが、やはり攻撃が届かない!…

仕舞いにはバルデウスから煽られてしまう!…

それこそ勢いが落ちて来た事を指摘すると、もっと打ち込んで来い!と…

と、そんな余裕?を見せているバルデウスの意識外からマサツグがエントリー!…


「…ライオット!!!…」


__ンバッ!!…ッ!?…


その際マサツグは大きく踏み切るとバルデウスへ向かい飛び付く様に!…

この時それは某・ライダー宛ら!…

流星の様な華麗なフォームでバルデウスに蹴りを放とう!として行くと、

そのマサツグの気配と言うか!…

マサツグの声にバルデウスがピクッと反応を示す!…

そして反射的にバッと片腕を動かし出すと、その声の聞こえた方へ腕を伸ばし!…

と、仕掛けて来たマサツグに対して反撃をするのではなくガードを固め!…

と言うのもやはり幾らバルデウスとは言え油断はできない!と言った所か…

堅実に肘を曲げて腰を落とし!…一体何をして来るのか?と身構えて行くと、

次には二人が衝突し!…


__ドガアァァ!!!…ッ!?…


{蹴リハ[ブラフ]デ大剣ガ本命デハナイ!?…}


マサツグは遠慮なく構えているバルデウスに蹴りを繰り出すと、

一方でバルデウスは蹴りが飛んで来た事に思わず驚き!…

何故ならその如何にも!と言わんばかりに光っている!…

チラッと確認した大剣で攻撃をして来る!と思ったからで、

だがそう思っていた矢先その考えは違い!…故に面食らった様子でえっ?と…

その一撃の軽さにこれまたフッと振り向き!…

再度確認する様な反応まで露わにすると、そこでマサツグの本当の狙いを!…

更なる追撃の動きを見る!…


「キック!!!…からの!!!…」


__ギャルンッ!!!…ンバッ!!!…ッ!?…


「昇槌斬!!!」


その追撃の流れもまずはバルデウスが構えている腕を足場にすると、

次にはピョンとバルデウスの頭上を舞い!…

と、急に上へ飛んで行ったマサツグにまたもやこれは!?と…

が、そうして惚けている間にも当然攻撃はずっと続いて居り!…

マサツグは身を翻す様にして身を丸め、ここに来て本命をグッ!と…

すると眼下に居るバルデウスへ向かいそのまま落下!…

それぞれ両手に握っている大剣と刀に力を籠めつつ!…

思いっきり叩き切るつもりで頭目掛けて振り下ろすと、技名を口に!…

となるとそんな攻撃にバルデウスもハッと面食らう!…

それはよもや自身の考えを読まれた様で、故に余計に戸惑いを隠せず!…


「ッ!?…グッ!!!…」


__ッ…ズバシュッ!!!…ッ!?…あぁ!!…


しかしそれでも相手は百戦錬磨!…

足場にされた腕を直ぐに動かし、そして光る大剣に狙いを定め!…

と言うのも本能的に身の危険を感じたのは大剣の方であったらしく!…

故に大剣を砕くまでは出来なくとも、受け止めるようにして拳を突き出し!…

何ならその手に力を入れて更に硬化!…これをたった瞬き位の時間でやり!…

マサツグの攻撃に備えて見せると、次にはマサツグの攻撃がそれぞれ!…

逸れるようにして命中する!…

するとその様子に観客達も思わず声を漏らしてしまうと、

ジッとその光景を見詰め!…

その際大剣はバルデウスに受け止められたよう減り込むと、

鈍い感触がマサツグの手に伝わり!…一方で刀はその腕の肉を削ぎ落す様に!…

スパッと行かないのがまた何とも!…

まるでケバブ肉の様に皮膚?が若干薄くも荒く削れると、

その斬られた箇所から出血!…となるとバルデウスもここで苦痛に顔を歪ませる!…


「ッ!?…ヌッ!?…ッ…ッ~~~!!!…」


「ッ!?…初ダメージ!!!」


__ッ~~!!!…ッ…バシュンッ!!!…


それはここに来て初めて見られた様子であり、

そんな表情を見せるバルデウスにマサツグもあっ!と…

思わず喜ぶ様にして言葉を漏らし、背後のライモンドもこれには二ッ!と…

さもしてやったり!と言わんばかりに同じく笑みを浮かべて見せると、

一方でオリハもまだまだ攻撃!…果敢にバルデウスを追い込み続ける!…

そしてダメージを貰ったバルデウスはと言うと、

まだ片腕でオリハの攻撃を捌きつつ!…

グッと歯を食い縛りその身にオーラを!…

するとまるで体を爆発させるようそのオーラを解き放ち!…


「ッ!?…ぬぉあ!!!」


__…ッ…ザザアアァァァ!!!……フォンッ!!…×2


となるとその突然の爆発にマサツグとオリハもモロに喰らい!…

それこそ吹き飛ぶ様にして宙を舞い!…それでも何とか態勢を!…

身を翻して何とか受け身を取ると、それでも勢いまでは殺せず!…

地面を滑る様に距離を取らされる!…

それでもまだ闘志は折れず、今の手応えから行ける!と感じた様子で…

二人は揃ってすかさずバルデウスに対して剣を構え直し!…

その際やる気を見せる様に!…風を切る音を堂々立てて構えて見せると、

一方でバルデウスはまだ苦悶の表情を!…


「…ヌカッタカ!!…ヨモヤ我ガ斬ラレルトハ!!……シカシ!!…」


と言うのもさすがのバルデウスもこれには参った!と…

その際別に自分が傷つく恐れを持っていなかったと言う訳では無いのだが、

それでも改めて攻撃を受けると違うモノで!…

自信満々に鍛えたが故に斬られた事でのショックは大きく!…

しかし同時に興奮を覚える始末!…

それは別にそう言った趣味がある!とかそう言う事では全然なく、

ただ単純に求めていた闘争はこれ!とばかりに…

とにかくその斬られた腕と砕かれた拳の両方を見て!…

痛みを感じながらもニヤッ!と…思わず笑みを浮かべるそんな様子を露わにすると、

気分をドンドン昂らせる!…その身に不穏な者まで纏わせ始める!…

その一方でマサツグも突然の爆発に驚きながらも、言葉を口に!…


「ハァ!!…ハァ!!……は、刃が!!…通った!!!」


〔…おいアイツ!…前よりもなんか固くなってねぇか!?…

以下の感じだと普通ズドンだぞ!?…〕


その際ダメージ!と言うよりかは焦った様な!…

とにかく息を切らして手応え有り!と…

漸くダメージを与えられた事に希望を見出す様にして言葉を漏らすと、

一方で改めて感じたのか!…

背後のライモンドが先程とは打って変わり、疑問の言葉を口にする!…

と言うのもバルデウスが硬くなった事をマサツグへ訪ねると、

先程の流れはさも斬り落とせた筈だ!と言い…

それこそ自身の技に自信が有っての言葉であって!…

独特の言い回しで納得がいかないとばかりに!…

とにかく不満気な様子を露わにすると、

マサツグもそんなライモンドに対してツッコミを口に!…


「ッ!…ズドンってなんだよズドンって!!……てかアレと面識が?」


〔…何言って?…お前と一緒にあの教会っぽい所で…

…って、あれ?…何で俺こんな事知って?…〕


それこそいつもの友達同士のノリでさも呆れる様に!…

と、次にはバルデウスとの面識について!…

その口ぶりからだとまるで会った事がある様に聞こえると、

マサツグは面識があるのか?と…

するとライモンドもその質問を受けて途端に怪訝な様子を露わにする!…

と言うのもそれはやはり会った事がある様子で、

何ならマサツグと一緒に居た様な!…が、それを口にして途端にふと疑問を持ち!…

何故ならライモンドとしてはバルデウスとの面識はなく、

そもそもマサツグと一緒に出会ったと言う記憶すら勿論無い訳で!…

しかしライモンドにはその記憶があるらしく戸惑って見せ!…

一方でそんな戸惑い様を見せるライモンドに、マサツグも疑問を持つ所なのだが!…


「……ッ?…まぁとにかく!!…

ここからお願いしますよぉ?…ライモンド先生?…」


当然そんな事を考えている場合では全然なく、

次には流す様にして話しを切り替え!…

と言うのも今は目の前のバルデウスに集中しよう!と…

それこそ折角ダメージを与えられた事から!…

このまま行けるのでは!?と勿論考え!…

ライモンドに頼る様なそんな事を口にすると、

ライモンドもそんなマサツグの言葉にツッコミを!…

と、同時にチラッとオリハの事を一瞥する!…

そして様子が可笑しい事を口にし出すと、今度は心配もして行き!…


〔ッ!?…がんばんのはオメェの方だろうが!!…

…それよりもあの嬢ちゃん!…あのまま放っておいて大丈夫か?…〕


「ッ!…あれ?…今に始まった事じゃあ!!…」


この時それは何かを危惧する様な感じで!…

マサツグに放っておいて大丈夫なのか?と…

不安げに言葉を口にすると、マサツグも然程心配をしていない様子で返事!…

何ならいつもの事と言って見向きすらしない!…

と言うのも今はフィロがくっ付いて居る為、

余計にオリハの中ではそれはもうややこしい事になっている!と…

勿論理解をしているが故!と言った具合なのだが、

そんなマサツグの様子とは違いライモンドは話しを続け!…


〔…いや、何か二つほど魂が見えんだが…何な喧嘩してるぞ?…〕


「ッ!…え?…ッ!…」


__……ッ…。


それこそ普通ではない様に話しを口に!…

何ならライモンドからは如何見えて居るのか、

いや見えるからこそ可笑しい?とばかりに…

オリハの中で恐らくオリハとフィロが喧嘩をしている!と話しをすると、

流石のマサツグもそんな話を聞いてへっ?と…

途端にチラッと視線を向けて行く!…

と、そこには頭を抱え歯を食い縛るオリハらしき者の姿があり!…

それは悶絶とまでは行かないが、何か苦しんでいる様に見えるモノで!…

先程までの元気は何処へやら!…とにかく動けない様子で固まっており!…

では肝心のオリハ自身は今如何なって居るのか?と言う所では有るのだが、

実は今こんな感じで揉めて居り!…


__オリハの身体の中?・精神世界にて…


「だああぁぁ~~もう!!!…一体これは如何言う事!?…

全然[狂獣人化ウェアバーサーカー]が解除されない!!!…

やっぱフィロちゃんが何か変な事をしたんじゃ!?…」


その揉める原因と言うのはオリハの[狂獣人化ウェアバーサーカー]にあるらしく、

何でも一向に解除されない!と…

それこそ何かしらのバグでも起きているのではないのか!?と疑うレベルであり!…

となるとこの現状にオリハも慌て出す始末!…

何ならその原因にフィロが何かを仕出かしたのでは!?と疑い出すと、

そのオリハの言葉にフィロもピクッと反応!…

すると次には真っ向から否定をするよう噛み付き始める!…

しかし完全に否定し切れない様子であり!…


「ッ!?…わ、わっちのせいにするではないわ!!!…

確かにわっちが憑いている状態でコレ狂獣人化をすれば!!…

可笑しな事になっても可笑しくはないが!!…

しかしこれは異質過ぎる!!…わっちを疑うよりオリハの方じゃ!!…

…お主知らぬ間に何か変な進化の仕方でもしたのではないのか!?」


と言うのもフィロ曰くこの憑依状態と言うのはややこしく、

フィロ自身もまだ完全に理解し切れていないモノである!と…

故に本人達の知らない所で何か変化したのではないのか?と言い…

それこそその変化を起こしたのはオリハ!と…寧ろ罪?をなすり付け!…

自分は無実である事を逆に問い質す様にして反論をすると、

そんな事を言われたオリハはこれまた戸惑い!…

またフィロにツッコミを入れる様に質問を質問で返して行く!…

その際最悪の事態も考え、強硬手段に出る事も視野に入れ始めて見せるのだが!…


「ッ!?…へ、変な進化ってどんな進化だよ!!…

…とにかくこのままだと不味い!!…

最悪迷惑が掛かるかも知れないけど!!…ここは強制シャットダウンも!!…」


「…何を言って居るかは知らんが!!…

今下手にまた妙な事をすれば、更に変な事になるやもしれんぞ!?…」


__ッ!?…チラッ?…


何かをしようとしているオリハの姿と言うか様子を見て!…

フィロはハッと反応をすると、迂闊な事はするな!とオリハに忠告!…

それこそ慌てる素振りを見せる!…

と言うのもそのオリハのやろうとしている事は分からないが、

また何か異常をきたすかもしれない事をオリハに仄めかし!…

となるとそんな事を言われてオリハもビクッ!と…

それはまるで警戒をする様に!…言われて動きを止めて見せ!…

チラッとフィロの方に視線を向けると、フィロは更に言葉を!…

今の状態をもう一度話す!…


「…わっちが憑いて居る事を忘れるな!!…

こうやって憑りつくのも、実はこう見えて繊細…!」


「なら今すぐにでも離れなさいよ!!!…何でまだ憑りついている!?」


その際ここでもう一度出てくるは今の憑依状態の話であり、

フィロはこの状態を繊細!と…

それこそ自分も妙な状態に巻き込まれるのは御免!とばかりに言葉を続け!…

と、言った所でオリハもすかさず更にツッコミを口に!…

だったら今すぐにでも離れなさい!と、

何ならこの騒動の原因であったマサツグは生きている!と…

何でまだこうしてくっ付いて居るのか!?と文句交じりに零して行くと、

そのオリハの言葉にフィロは!…


「ッ!?…そ、それはじゃなぁ?……ッ…ッ~~~!!…」


「……ッ?…」


ご尤も!と言わんばかりに戸惑い様を露わにすると、オリハの目の前で口籠り!…

と、次には不可思議な行動を徐にし始め!…

それはオリハの目の前でさも空を飛ぼうと藻掻く様な!…

両手をバタバタとさせて遊んでいる素振りを!…

それこそ必死の表情で片足立ち?に似たポーズでやって見せると、

勿論そんな様子を見せるフィロにオリハも理解が出来ず困惑!…

ただその可愛げなフィロの様子を凝視する!…

そして一頻り暴れ終えた?フィロは息を切らすと、オリハに話しに続きを口に!…


「…だはぁ!!…ッ…はぁ~~…この通り!…

さっきから試しては居るが離れられんのじゃ!!…

…何か不思議な力が働いてと言うか!…」


「ッ!?…な!?…」


何でも先程やって見せていたのはその件の解除の義?であったらしく、

やって見せた所で離れられない!と…

その際フィロ曰く不思議な力のせいで!とオリハに説明…

と、フィロもよく分かって居ない様子で戸惑って居り!…

疲れた表情で額の汗を拭う素振りを…

そんなフィロの様子の様子を見てオリハもハッ!と目を見開くと、

ショックを受ける!…さも万策尽きた様に感じてしまう!…

そして動揺を隠せない具合に言葉も零すと、

フィロはこの窮地を脱する方法を続けて口に!…


「…恐らくマサツグと共にあ奴めを倒さん限り如何にも出来まい!!…

故に如何にかしてわっちらもあ奴を倒さねばならんのじゃが!!…」


「ッ!?…だあああぁぁ~~もう!!!…如何してこうなった!?…」


と言ってもその方法も絶対と言う訳では無いらしく、

いや他に方法が無いからこう言う結論になった訳で!…

故にマサツグと協力する事を推奨するが!…

推奨されてもその協力が現状出来ない状態!…

それなのに無理難題を言われて!…

オリハもまたカチン!と怒りを覚えるそんな様子を露わにすると、

次には発狂!…オリハがマサツグの言葉を盗用する!…

その際頭を両手で抱えて掻き毟る様子まで見せていると、

そんな様子が見える事をライモンドがマサツグに話しをし!…


〔…ってな感じで揉めてるのが見えるんだが?…〕


「………。」


何ならノーカットでライモンドが代わりに通訳をしてくれたのか?…

その話を聞いたマサツグは途端に呆れるよう…

顔に手を当て俯く様子を露わにすると、もう何も喋らない!…

いや喋れない様なそんな素振りを露わにする!…

そしてマサツグが一人頭を抱えて見せていると、

一方でバルデウスは更に嬉々とした様子で言葉を口に!…

その際斬られた腕をスッと撫で!…それは斬られた皮膚を張り付ける様に!…

ゆっくりじっくり撫でて見せ、そしてくっ付いたのかそれで止血をして行き!…


「今の我に手傷を負わせる程の好敵手!!!……ッ…クフ!…

クハハハ!!…クハハハハハ!!!…ッ~~~~!!!!…

アアァ~~ッハッハッハッハッハッハッハッハッハ!!!!!」


「ッ!?…ヤバ!!…発狂モード来たか!?…」


傷を一時的に治した所で更に興奮する様に!…

突如笑いが込み上げて、最終的には両腕を広げて大爆笑!…

テンションはブチ上がりもはや天元突破!とばかりにとにかく感情を露わにすると、

そんなバルデウスの様子と言うか声を聞いて!…

マサツグとライモンドは途端に警戒の色を強めて見せる!…

それこそオリハに呆れている場合ではないと言う事をハッと自覚して行くと、

その様子をマサツグは発狂モード!と言い…

と言うのもその様子は過去マサツグにとっては見覚えがある光景で有り!…

いよいよ危なくなって来た所で、一方で王族専用の観客席では!…


__闘技場・観客席にて…


「…じょ、女王様!!…こちらに、を!!…」


「ッ!?…あ、アップルティー?…」


その観客席では遂に待望のモノが出来た!と言った様子で有り!…

と言うのもそのポリンの手には熱々に注がれた紅茶のカップが!…

と、それを手に出来た!と…すかさずエレアノラに出来た事を報告して行き!…

何ならスッと自身が飲ませる様にフッとそのカップを口元に!…

となるとそんなポリン達の様子に!…

思わずアムネスもえっ?とばかりに戸惑ってしまうと、

一方でそんな外野からの視線など御構い無し!…

エレアノラはそのカップに口を窄める!…


__ふるふるふるふるっ……ッ…ッ…ッ……パアアアアアァァァァァ!!!…


「ッ!?…えぇ!?…」


その際熱そうなアップルティーに若干の警戒心を露わにすると、

自身の両腕をプルプルとさせ!…

が、それでも果敢にカップへと口を付けて行き!…

と、次には音も無くスッと…

優雅にティータイムとは行かないが、それでも何処か気品を感じさせる!…

ポリンの淹れた紅茶を止まる事無く飲み干して行くと、

今度は目に見えてエレアノラに変化が!…そのエレアノラの翅に光が宿る!…

宛らポケ○ンで言えばエネルギー充填完了、

ソー○ービームでも撃ちそうな様子で!…

すると紅茶を飲んだだけで羽を輝かせるエレアノラにアムネスも驚き!…

これは一体何事!?と…その光輝くエレアノラを見詰めていると、

その肝心のエレアノラは一息吐き!…そしてその表情を凛々しくする!…


「…ふぅ……ッ!!…これであと三日間は我慢出来ます!!!」


「ッ!?…!?…えぇ!?…」


それは決意が改まった様な!…とにかくもう何が有っても大丈夫!とばかりに…

その際持続時間として三日はいける!と…

となるとそんな事を口にするエレアノラにこれまた驚き!…

あの紅茶にどれほどの効果が!?…

思わず色々と疑問を感じて戸惑いの様子を露わにすると、

一方でエレアノラが元気を取り戻した事に!…カチュアとポリンがホッとする!…

この時からになったカップをポリンがスッと離して行くと、

カチュアも一安心!とばかりに言葉を!…


「…ふぅ~…!…ま、間に合ったのね!!…」


「ッ!…間に合ったって!…貴方は何もしてないでしょうが!!」


それこそ事が間に合った事にホッとして見せ!…

と、そんなカチュアの言葉にポリンがピクッ!と…

と言うのもツッコミを口にすると、結局何も出来ていない!と…

何なら自分もさも仕事をした様に見せている!…

カチュアに文句有り気なそんな様子を露わにすると、

カチュアもそれを指摘された事でギクッ!と…

となると次には言い訳をポリンに話し始める!…

その際自分は悪くない事を話して行くと、場所が悪かった事を口に!…


「ッ!?…し、仕方がないのね!!…

…ッ…だってここ…お湯を沸かせそうな所が無いし…」


「ま、まぁ確かに…とりあえずこれで何とか持つ筈!…

…女王様の[守護防壁魔法]は最強ですので!…余程の事がない限りは……ッ!?…」


まぁ確かに観客席にそんな日を起こせそうなモノ、

或いは火を焚いていそうなそんな場所は見当たらず!…

と、それをさも情けないと言うか悔しそうに話すモノで!…

ポリンもその言い訳を聞き入れ!…

次には不問とするよう言葉を続けて行くと、とにかくこれで安心!と…

エレアノラが最強である事を口にする!…

と言っても武力的な意味ではなく、防壁を張る魔法に関しては天下一!と…

が、そんな安心も直ぐに消え去り!…

何故なら闘技エリアでは現在進行形で不穏な気と言うか魔力と言うか!…

バルデウスが何か大技を仕掛けようとしているのが一目で分かり!…

途端に動揺を!…カチュアも気が付いた様子で慌て始める!…


「な!…なななな!!…何なの!?…アレ!?…」


「お、悍ましい程の魔力!!!…あ、あんなモノ見た事が!!…」


それこそまるで嵐が起きる前兆と言うべきか、

とにかくその光景を目にして一気に不安感は増す事に!…

何なら見た事が無い!と言って青褪め出し!…

と、同じくポリンもその様子を見て!…幾ら何でもこれは!?とばかりに…

エレアノラの魔法障壁に一抹の不安を感じると、思わず腰が抜けてしまう様な!…

自身の死を否応なしに感じて行く!…しかしそんなどす黒く禍々しい魔力?…

或いは毛を目の前しても、エレアノラは一切怯まず!…


「守って見せます!!!」


「ッ!?…え?…」


寧ろ掛かって来い!とばかりに守り切る!と…

いつになく堂々と自信満々の様子で、凛々しくその光景を見詰めて見せ!…

と、そんな様子を見せるエレアノラにカチュアとポリンもハッとした様子!…

と言うのもそんな言葉を口にしているのは初めて見る!とばかり…

戸惑い半分、驚き半分!…思わずそんなエレアノラの言葉に!…

ポリンが戸惑う言葉をポロッと零していると、

エレアノラは更に覚悟を口にして行き!…


「例えどの様な事が起きて来ようとも!!!…

私はここに居る人達を守って見せます!!!…

…きっとマサツグ様がかの者を倒してくださるから!!…

だから私も!!…そんなマサツグ様を守る為に!!!…」


それは別に約束をした訳でもないのだが!…

今目の前で必死に戦ってくれている人を目して、

自分達も何か怖気付いては居られない!…

寧ろ今自分に出来る事を全力でやり遂げたい様な!…

更には今その目の前で戦っているマサツグの事を信じている!と話しをすると、

これは一つのケジメである様な!…何ならマサツグの為でもある事を口にする!…

それはある意味でマサツグの事が好きと言っている様なモノであるのだが、

誰もその言葉の意味には気付いては居らず!…

と、寧ろその言葉に触発された様子でアムネスがハッと目を見開き!…


「ッ!?……ッ……ッ!!…なら私も!!!…」


「ッ!?…ア、アムネス王妃!?…ど、何方に!?…」


次には何かを決意するよう!…若干の間はあったものの!…

その決意を胸に突如その場を後にし出すと、足早に何処かへ駆けて行き!…

となるとそんなアムネスの様子にその場に居た兵士達も慌てる事に!…

それこそ視線で後を追うと、今度は戸惑いながらも追い駆け始め!…

と、最終的にはその観客席に残されたのは妖精達だけとなって行き!…

一方で肝心のマサツグ達は、その異様な様子を見せるバルデウスに!…

変わらず警戒心を露わにすると、この勝負でケリを付ける事を心に決め!…

今一度両手の武器を握り直すと、勿論グッと身構える!…


「…ッ…さぁて?…いい加減草臥れて来たし!…

ここいらでいい加減ケリを付けるかぁ!!!…

…よぉ?…好敵手さんとやらよぉ?…」


「…サァ!!…ズット我慢ヲ強イラレテキタノダ!!!…

…今ココニ最高ノ!!!…我ガ求メニ求メタ!!!…コノ奇跡ノ様ナ一戦ヲ!!!…

ソノ最後ノ最後ノ瞬間マデ!!!!…我ニ生ヲ実感サセロ!!!!…

…行クゾ?…コレガ泣イテモ笑ッテモ!!!…

ホントウノサイシュウケッセンダアアアアァァァァァァ!!!!!」


バルデウスとの最終決戦に臨むのであった!…

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貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。 ~あらすじ~ 世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。 そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。 しかし、その恩恵は平等ではなかった。 富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。 そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。 彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。 あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。 妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。 希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。 英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。 これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。 彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。 テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。 SF味が増してくるのは結構先の予定です。 スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。 良かったら読んでください!

現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!

おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。 ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。 過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。 ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。 世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。 やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。 至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!

ダンジョンに捨てられた私 奇跡的に不老不死になれたので村を捨てます

カムイイムカ(神威異夢華)
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私の名前はファム 前世は日本人、とても幸せな最期を迎えてこの世界に転生した 記憶を持っていた私はいいように使われて5歳を迎えた 村の代表だった私を拾ったおじさんはダンジョンが枯渇していることに気が付く ダンジョンには栄養、マナが必要。人もそのマナを持っていた そう、おじさんは私を栄養としてダンジョンに捨てた 私は捨てられたので村をすてる

ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います

とみっしぇる
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病弱少年が怪我した小鳥を偶然テイムして、冒険者ギルドの採取系クエストをやらせていたら、知らないうちにLV99になってました。

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NEXTブレイブ
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「お前と居るとつまんねぇ」〜俺を追放したチームが世界最高のチームになった理由(わけ)〜

大好き丸
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