(BL)バグった推しが怖すぎる。〜慈愛の妖狐に召喚されたら、中身が口の悪い俺様だった件。二重人格にもほどがありませんか!?〜
乙女ゲーム『十六夜恋華』の最推しキャラ、九尾の妖狐・熾月を攻略するために睡眠を捧げた高校生・浅葱透真。エンディングを迎えた感動の余韻もそこそこに、気づいたらゲームの中に召喚されていた。
しかも、なぜか自分と同姓同名の「序盤で死ぬ悲劇のキャラ」として。
最推しにやっと会えた!と思ったのも束の間。目の前の熾月は、ゲームで見せていた慈愛の笑みはどこへやら、口が悪くて傲慢で、初対面から「さっさと消えろ」と言い放つ、俺様キャラにバグっていた。
それでも推しは推し。透真はゲームガチ勢の知識を武器に、バグまみれの熾月を救うべく奮闘するが……待っていたのは、「距離制限バグ」「殺意(好感度)爆上がり」「監禁イベント発動」という次々と押し寄せるシステムの暴走だった。
さらに追い打ちをかけるように、幼馴染の近衛騎士団長は謎の執着を向けてくるし、飄々とした陰陽師は魂を観察してくるし、ヒロインはなぜか笑顔が怖い。
そして極めつけに、ゲームのシステムが透真に告げた。
「お前は不純物だ。消えろ」
ガチ勢のプライドと、推しへの執着と、どうしても諦めきれない意地だけを武器に、透真はこのクソみたいな「正しい世界」に、真っ向から喧嘩を売ることにした。
ソフトなBLです。キスあり。
しかも、なぜか自分と同姓同名の「序盤で死ぬ悲劇のキャラ」として。
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