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3.お仕置き(前編)
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俺・ロアは幼い頃から仲良くしている魔法使いのラウルスに捕まり、犯され、従属魔法というやばい魔法をかけられてしまった。
豹変した態度に、最初は怖くて戸惑ったが、ラウルスの気持ちを聞いて、俺もラウルスのことが好きだったんだと気づいた。説得の末、恋人になったんだけど……
「なあ、ラウルス……暇だ、なんかやることない?」
「ねーよ。ロアは俺のそばにいてくれるだけでいい。何もしなくても俺が一生面倒見てやるからな」
「ええ~~……」
ラウルスはにこりと笑って、再び魔法薬を調合し始めた。俺はその真向かいに座っているが、思わず机に突っ伏した。そう、この男は嫉妬と執着心がとんでもない。家から出してもらえず、誰にも会わせてもらえない。
囚われてから、何度か頼み込んで外に出たこともあった。ラウルスの素材集めについていく、という名目で。まあ、ラウルスが魔物を一瞬で倒して、終わるんだけど……
ラウルスは魔法使いの中でも随一の魔力を持っていた。それを今まで俺に隠していたらしい。理由を聞くと、『転移を使って移動して、魔物を一撃で倒すとロアと過ごす時間が少なくなるだろ……』と少しどもりながら照れて言った。照れるところそこか?
そんで、唯一やることといえば……ラウルスに愛されること。
従属魔法で縛られている俺はラウルスに逆らうことができない。この魔法は命令形で話しかけることで発動するらしい。日常生活で奴隷のようにされることはなくて、むしろ甲斐甲斐しく世話を焼かれている。
問題はエッチの時だ。ラウルスは興奮すると加虐的で少し乱暴な言葉使いになる。無意識で命令しているのかは分からないが、とにかく変態羞恥プレイばっかりさせられて困る。
そんな感じで、今に至る。
暇だが、ラウルスといるのは楽しいし、エッチすんのも……毎回気持ち良くて頭がバカになる。従属魔法のせいでもあるけど、流されているのは事実だ。
「はあ、終わった終わった。調合は正確にしないとだから気を張るな」
「何作ってたんだ?」
「それはあとからのお楽しみだな♡」
ラウルスは濃いピンクの液体が入った瓶を揺らした。この色……嫌な予感!おそらく媚薬! ラウルスの性癖が捻じ曲がってるのはよく分かった。またこれで変な感じになってにゃんにゃんさせられるんだ……!
「……ロア、おいで」
数時間後に起こるであろう快楽地獄に身を震わせながら、手招きに誘われてラウルスの膝にまたがり、抱きつく。
「これはあと3時間置いとかないとだし、どこかに遊びに行くか。行きたいところはあるか?」
「! 外出ていいのか!」
「たまにはロアと外で過ごすのもいいかなって。あ、人がいるところは駄目な」
相変わらず制限が多いが、少し考えてピンときた。
「……じゃあ、海!」
「海、か。いいな。そういやロアと行ったことはなかったな」
ラウルスがパチン、と指を鳴らした。
抱っこされたまま移動し、窓辺で足を下ろす。
「ほら、見てみろ」
ラウルスが開けた窓の向こうには、広大な海が広がっていた。明るい日差しが海に反射して煌めいている。どこかの海の岬に、家ごと転移させたみたいだ。
「うわーーっ!!すげえ、めっちゃ綺麗!!」
「はは、安直な感想」
「別にいいだろ、ほとんど見たことないんだから」
隣で笑うラウルスの銀の髪が、潮風に揺れる。愛おしそうに見つめてくるその顔が、海と同じくらい綺麗だなとか思ってしまう。恥ずかしくて、もう一度海に視線を戻す。
「海、俺の町からじゃ遠くて、なかなか行けないんだよな」
「周り森だらけの田舎だもんな」
「その森に住み着いてたのは誰だよ」
「お前がいるからだろ。お前が来てくれるのが毎日楽しみで仕方なかった」
「……そっか」
なんかやっぱり、嬉しい。俺が自分の気持ちに気付いてない間も、それだけ想ってくれてたんだな、ラウルスは。多少……いや、めちゃくちゃ愛は重たいが……
「連れてきてくれてありがとな。騎士団になって遠征で初めて海を見た時、ほんとに感動したんだよなぁ。もう一回見れて嬉しい」
「チッ……早く連れてっておけばよかった」
「は?」
途端にラウルスの表情は妬みを帯びる。
「俺がいちばんに見せてやりたかった。初めて見た海に感動するロアを生で見たかった。見たやつ殺してやろうと思ったのを今もう一度思い出した」
「生でって……」
「ロアのことなら何でも知ってんだよ。あの時は随分はしゃいでたなあ?自由時間に海に入って波に足取られてこけてずぶ濡れになって……開き直って上半身脱いで他の奴らと遊んで……くっそムカついたなあ。その場に乗り込んで全員氷漬けにしてやろうかと思った」
「っ……!見てたな!?」
ラウルスぐらいの魔法使いなら、俺を常に監視するぐらい容易いんだろう。てかマジで全部見てたのかこいつ!恥ずかしすぎるだろ!!
ラウルスは俺の手を掴み、グッと顔を寄せてくる。
「次は必ず、いや今後一生、お前の感動を分かち合ってやる。お前のハジメテは全部俺のものだ。ほかに見たいものはなんだ?マグマか?底が見えない谷か?毒沼か?」
「全部物騒だな!!」
「今度連れて行ってやるからな。じゃ、ひとまず海岸に……」
その時、机の上に置いてあった水晶玉が浮かび上がり、近寄ってきた。薄い水色に明滅しながら音を発した。
『緊急招集に応じよ、ラウルス……緊急招集に応じよ、ラウルス……さもなければ……』
厳格な声だった。話の途中でラウルスが乱暴に手をかざすと、水晶玉は音を立てて粉々に砕けてしまった。
「チッ……あの老いぼれどもが……」
床に散った水晶玉を、ゴミを見る目で見下ろしている。ゾッとした。怯える俺に気づいたラウルスは、にこりと笑いかけて頭を撫でた。
「すぐ戻るから安心しろ、ロア。海に行くのは戻ってからな。絶対に外に出たら駄目だからな。出たらお仕置きだぞ」
そう言い残し、ラウルスは煙のように消えた。
「暇だ……」
やることもなくベッドに寝転がると、海を見ていた時の優しいラウルスの笑顔が浮かぶ。
どんなに変なことをされても、結局嫌いになんてなれない。むしろ前より絆されていて、もっと好きに……
いやいや、俺はまだ諦めてない。ラウルスと過ごす生活もいいけど、もっと色々なことをしたいし、騎士団の生活も捨てがたい。なんとか説得して、自由に外に出られるようにしてもらうんだ。
「あーあ……せっかく外は海なのになあ……なんもできないとか……」
耳を澄ませると、潮の満ち引きが聞こえてくる。
そうだ、窓を開けるくらいなら。そんくらいならいいだろう。ピンと閃き、ベッドから飛び起きる。出窓の前に立ち、窓を開け放った。
ザアッ……と潮風を浴びた瞬間……
"ーー絶対に外に出たら駄目だからなーー"
キィン、と、ラウルスの言葉が頭に響いた。
「えっ……あ……」
"ーー出たらお仕置きだぞーー"
手が勝手に窓を閉めた。自分で身体を制御できない。この感覚は、魔法だ。ラウルスのお仕置きが発動したんだ。窓を開けただけで……!? 束縛がえぐすぎる!
考えているうちに、身体がどんどん熱くなってくる。明らかに異常だ。やがて立っていられなくて、膝をついた。
「……っふ……っ、あ……っ♡」
熱い。熱くて、ムラムラする。下半身に視線を移すと、勃っていた。ズボンを押し上げて主張する自分のモノが目に入った。その途端に前を寛げ、思いきりしごいていた。座って壁にもたれて、一心不乱に抜いた。
「っ、うっ……♡あっ♡あっ♡ イく♡イけそうなのに♡なんで、イけないッ!?♡♡」
早くイきたい♡あっついのに♡抜いても抜いても、先走りが出るだけで射精はできない♡なんで♡なんで♡
ダラダラと垂れた先走りで、尻の穴が濡れた。そうだ、ラウルスがいつもいじる、きもちいいとこ♡ぜんりつせん♡
ツプリ、と初めて自分で自分の穴に指を入れると甘い息が漏れた♡奥に、奥に指を進めていく……♡
コリッ♡♡
「ふぁっ♡ここ♡ここだ♡」
探し当てたしこりをコリコリと擦る♡じわじわ甘い痺れが身体中を包む、けど、イけないぃ♡♡
手が、止まらない♡ なのにイケない、物足りない♡ 下腹きゅんきゅんして止まんない♡奥、さみしい♡♡
これ、ラウルスのじゃないとだめなんだ♡♡ラウルスッ♡ラウルスッ♡
「はやく、はやくかえってきて、奥突いてぇ♡たすけて♡ラウルスぅ……ッ♡♡」
豹変した態度に、最初は怖くて戸惑ったが、ラウルスの気持ちを聞いて、俺もラウルスのことが好きだったんだと気づいた。説得の末、恋人になったんだけど……
「なあ、ラウルス……暇だ、なんかやることない?」
「ねーよ。ロアは俺のそばにいてくれるだけでいい。何もしなくても俺が一生面倒見てやるからな」
「ええ~~……」
ラウルスはにこりと笑って、再び魔法薬を調合し始めた。俺はその真向かいに座っているが、思わず机に突っ伏した。そう、この男は嫉妬と執着心がとんでもない。家から出してもらえず、誰にも会わせてもらえない。
囚われてから、何度か頼み込んで外に出たこともあった。ラウルスの素材集めについていく、という名目で。まあ、ラウルスが魔物を一瞬で倒して、終わるんだけど……
ラウルスは魔法使いの中でも随一の魔力を持っていた。それを今まで俺に隠していたらしい。理由を聞くと、『転移を使って移動して、魔物を一撃で倒すとロアと過ごす時間が少なくなるだろ……』と少しどもりながら照れて言った。照れるところそこか?
そんで、唯一やることといえば……ラウルスに愛されること。
従属魔法で縛られている俺はラウルスに逆らうことができない。この魔法は命令形で話しかけることで発動するらしい。日常生活で奴隷のようにされることはなくて、むしろ甲斐甲斐しく世話を焼かれている。
問題はエッチの時だ。ラウルスは興奮すると加虐的で少し乱暴な言葉使いになる。無意識で命令しているのかは分からないが、とにかく変態羞恥プレイばっかりさせられて困る。
そんな感じで、今に至る。
暇だが、ラウルスといるのは楽しいし、エッチすんのも……毎回気持ち良くて頭がバカになる。従属魔法のせいでもあるけど、流されているのは事実だ。
「はあ、終わった終わった。調合は正確にしないとだから気を張るな」
「何作ってたんだ?」
「それはあとからのお楽しみだな♡」
ラウルスは濃いピンクの液体が入った瓶を揺らした。この色……嫌な予感!おそらく媚薬! ラウルスの性癖が捻じ曲がってるのはよく分かった。またこれで変な感じになってにゃんにゃんさせられるんだ……!
「……ロア、おいで」
数時間後に起こるであろう快楽地獄に身を震わせながら、手招きに誘われてラウルスの膝にまたがり、抱きつく。
「これはあと3時間置いとかないとだし、どこかに遊びに行くか。行きたいところはあるか?」
「! 外出ていいのか!」
「たまにはロアと外で過ごすのもいいかなって。あ、人がいるところは駄目な」
相変わらず制限が多いが、少し考えてピンときた。
「……じゃあ、海!」
「海、か。いいな。そういやロアと行ったことはなかったな」
ラウルスがパチン、と指を鳴らした。
抱っこされたまま移動し、窓辺で足を下ろす。
「ほら、見てみろ」
ラウルスが開けた窓の向こうには、広大な海が広がっていた。明るい日差しが海に反射して煌めいている。どこかの海の岬に、家ごと転移させたみたいだ。
「うわーーっ!!すげえ、めっちゃ綺麗!!」
「はは、安直な感想」
「別にいいだろ、ほとんど見たことないんだから」
隣で笑うラウルスの銀の髪が、潮風に揺れる。愛おしそうに見つめてくるその顔が、海と同じくらい綺麗だなとか思ってしまう。恥ずかしくて、もう一度海に視線を戻す。
「海、俺の町からじゃ遠くて、なかなか行けないんだよな」
「周り森だらけの田舎だもんな」
「その森に住み着いてたのは誰だよ」
「お前がいるからだろ。お前が来てくれるのが毎日楽しみで仕方なかった」
「……そっか」
なんかやっぱり、嬉しい。俺が自分の気持ちに気付いてない間も、それだけ想ってくれてたんだな、ラウルスは。多少……いや、めちゃくちゃ愛は重たいが……
「連れてきてくれてありがとな。騎士団になって遠征で初めて海を見た時、ほんとに感動したんだよなぁ。もう一回見れて嬉しい」
「チッ……早く連れてっておけばよかった」
「は?」
途端にラウルスの表情は妬みを帯びる。
「俺がいちばんに見せてやりたかった。初めて見た海に感動するロアを生で見たかった。見たやつ殺してやろうと思ったのを今もう一度思い出した」
「生でって……」
「ロアのことなら何でも知ってんだよ。あの時は随分はしゃいでたなあ?自由時間に海に入って波に足取られてこけてずぶ濡れになって……開き直って上半身脱いで他の奴らと遊んで……くっそムカついたなあ。その場に乗り込んで全員氷漬けにしてやろうかと思った」
「っ……!見てたな!?」
ラウルスぐらいの魔法使いなら、俺を常に監視するぐらい容易いんだろう。てかマジで全部見てたのかこいつ!恥ずかしすぎるだろ!!
ラウルスは俺の手を掴み、グッと顔を寄せてくる。
「次は必ず、いや今後一生、お前の感動を分かち合ってやる。お前のハジメテは全部俺のものだ。ほかに見たいものはなんだ?マグマか?底が見えない谷か?毒沼か?」
「全部物騒だな!!」
「今度連れて行ってやるからな。じゃ、ひとまず海岸に……」
その時、机の上に置いてあった水晶玉が浮かび上がり、近寄ってきた。薄い水色に明滅しながら音を発した。
『緊急招集に応じよ、ラウルス……緊急招集に応じよ、ラウルス……さもなければ……』
厳格な声だった。話の途中でラウルスが乱暴に手をかざすと、水晶玉は音を立てて粉々に砕けてしまった。
「チッ……あの老いぼれどもが……」
床に散った水晶玉を、ゴミを見る目で見下ろしている。ゾッとした。怯える俺に気づいたラウルスは、にこりと笑いかけて頭を撫でた。
「すぐ戻るから安心しろ、ロア。海に行くのは戻ってからな。絶対に外に出たら駄目だからな。出たらお仕置きだぞ」
そう言い残し、ラウルスは煙のように消えた。
「暇だ……」
やることもなくベッドに寝転がると、海を見ていた時の優しいラウルスの笑顔が浮かぶ。
どんなに変なことをされても、結局嫌いになんてなれない。むしろ前より絆されていて、もっと好きに……
いやいや、俺はまだ諦めてない。ラウルスと過ごす生活もいいけど、もっと色々なことをしたいし、騎士団の生活も捨てがたい。なんとか説得して、自由に外に出られるようにしてもらうんだ。
「あーあ……せっかく外は海なのになあ……なんもできないとか……」
耳を澄ませると、潮の満ち引きが聞こえてくる。
そうだ、窓を開けるくらいなら。そんくらいならいいだろう。ピンと閃き、ベッドから飛び起きる。出窓の前に立ち、窓を開け放った。
ザアッ……と潮風を浴びた瞬間……
"ーー絶対に外に出たら駄目だからなーー"
キィン、と、ラウルスの言葉が頭に響いた。
「えっ……あ……」
"ーー出たらお仕置きだぞーー"
手が勝手に窓を閉めた。自分で身体を制御できない。この感覚は、魔法だ。ラウルスのお仕置きが発動したんだ。窓を開けただけで……!? 束縛がえぐすぎる!
考えているうちに、身体がどんどん熱くなってくる。明らかに異常だ。やがて立っていられなくて、膝をついた。
「……っふ……っ、あ……っ♡」
熱い。熱くて、ムラムラする。下半身に視線を移すと、勃っていた。ズボンを押し上げて主張する自分のモノが目に入った。その途端に前を寛げ、思いきりしごいていた。座って壁にもたれて、一心不乱に抜いた。
「っ、うっ……♡あっ♡あっ♡ イく♡イけそうなのに♡なんで、イけないッ!?♡♡」
早くイきたい♡あっついのに♡抜いても抜いても、先走りが出るだけで射精はできない♡なんで♡なんで♡
ダラダラと垂れた先走りで、尻の穴が濡れた。そうだ、ラウルスがいつもいじる、きもちいいとこ♡ぜんりつせん♡
ツプリ、と初めて自分で自分の穴に指を入れると甘い息が漏れた♡奥に、奥に指を進めていく……♡
コリッ♡♡
「ふぁっ♡ここ♡ここだ♡」
探し当てたしこりをコリコリと擦る♡じわじわ甘い痺れが身体中を包む、けど、イけないぃ♡♡
手が、止まらない♡ なのにイケない、物足りない♡ 下腹きゅんきゅんして止まんない♡奥、さみしい♡♡
これ、ラウルスのじゃないとだめなんだ♡♡ラウルスッ♡ラウルスッ♡
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