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第二章 メス化調教

第三十五話 できていくあそこ(3)

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 ピリッ……ピリピリ

(何かが裂けて……ま、まさか)

 その時がついに訪れた。
 エッチな孔が開通する時が。
 おちんちんを迎え入れるための、ぐじゅぐじゅのおまんこが産声をあげる瞬間が。

 薄皮の一部に破れができ、そこからさらさらの愛液が噴出する。
 ショーツがお漏らししたように、くっきりと濡れて、染みを作っていく。
 ふやけた皮膚が、おちんちんに突き上げられる度にピリピリと破れていく。
  裂け目が進む度に、痛気持ちよさが股間を貫く。

「だめっ……あんっ……あんっ……あんっ……できちゃう……つながっちゃう……はぁぁぁん」

 愛液が下半身をさらに痺れさせていく。
 極小のおちんちんが最後の射精に向けて、ギュッと収縮する。
 ディルドで突き上げられる度に、ギュッギュと何かを絞り出そうと、脈動する。
 膣が開かれていけばいくほど、おちんちんが最後の射精に向けて、激しく暴走していく。
 思考がピンク色に幾重にも塗りつぶされていく。
 オスの精神の断末魔が、果てしなく沸き上がるメスの快楽に上書きされていく。

 感じている声を止められない。
 あそこがすべて、ギュッギュと絞り出すように蠢き続ける。

「いく……いっちゃう……あんっ……はぁん……ぁあああああああーーーーーーん」

 びゅっ………びゅっ……びゅっびゅ。

 大量の体液が放出されたと同時に、ディルドはショーツ越しに薄皮を破いていく。
 睾丸が中身を絞り出して、小豆、さらに米粒程度まで小さくなっていく。

 びゅっ………びゅっ……びゅっびゅ。

「あんっ……」

「もっとだよ、アカネ。アカネは男を捨てきるんだ。ほらっ」

 撫でることしかできなくなった極小おちんちんを、ご主人様が指で刺激してくる。
 ギリギリで保たれていた均衡が崩れ落ちる。
 メス化の滝を一気に堕ちていく。

「いっちゃう……いっちゃ……あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん」

 ビク、ビク、ビクン。

 股間がまるでジェットコースターから落ちる時のように、ギュッと引き締まる。
 頭の中がとろけて、目の奥がぐるぐる回りだす。
 体が浮いて、天国へと堕ちていく。
 回りながら、上へ上へと堕ちていく。

(だめ……もう……ダメ……あたし……)

 尿道を、睾丸の残り滓、薄皮が通過していく。
 無惨なゲルになって、糸を引きながらポトリとこぼれ落ちる。
 おちんちんだったものが、崩壊していく。
 ゴミクズのように、跡形を留めず廃棄されていく。
 おまんこの口がぱっくりと開かれ、たまったサラサラの愛液が、止めどなく流れていく。

(あ……あぁ……)

 原因不明の涙がこみ上げ、頬を濡らしていく。

 薄れゆく意識に、ご主人様の声が染み込んでいく。

「アカネが欲しくて欲しくてたまらなかった、おまんこが開いたよ。よかったね。あっ、あの惨めな出来損ないのおちんちん? 生まれ変わって、可愛らしいクリトリスになったよ。出口も塞がっちゃったし。おしっこも、おまんこからしかできないし、タマタマだって溶けてなくなっちゃったし。形、大きさ、どう考えても、クリトリスだよ。おちんちんだったなんて、誰も信じられないだろうね。嬉しいだろ? もう二度とオスとしてのエッチはできないんだよ。メスとして犯されることしか、できなくなったんだ。もうアカネは挿れる側じゃなくて、挿れられる側になったんだよ。嬉しくて涙が出ちゃうだろ? ってもう聞いてないか」
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