逆転移の精霊王は強くなってから異世界転移する

 そこは精霊の世界樹が支配する異世界だった。
 そこにはたくさんの精霊たちがいた。
 人々は精霊を奴隷にしようと画策した。人々は精霊を奴隷にした。
 人々は世界樹を支配した。立ちむかったのはたった一人の精霊王。
 仲間は裏切り、ハーレムは崩壊し、妻と息子だけの逃避行となった。
 ハーレムが崩壊したおかげで、妻と息子との絆は深まっていく。
 精霊王は息子が十歳になるとすべての精霊の力を譲渡した。
 理由は世界樹が破壊され、精霊王は世界樹との盟約により死を受け入れた。
 
 妻と息子は精霊王が消滅するのを泣きながら見守った。
 そこにたくさんの人間が精霊の子と女を捕まえようとした。
 精霊王の最後の力により妻と息子は別次元、地球へと転送された。
 精霊王はそれを見守って消え去った。

 人間の王をサタン・トリプルシックスと呼ばれた。
 彼は悪魔に魂を売っていた。

 物語は精霊王の息子と母親の絆を確かめながら、地球にいる精霊たちが精霊王に集まってくる。彼はハーレム気質で次から次へと女を引き寄せてしまう。精霊の力と呼ばれるチートでもって、あるときはマジシャン、あるときは預言者となっていった。

 精霊王の息子は悟る。この世界に危機がせまっていると。

 これは精霊王になった息子が無双してハーレムして、チート使って、最強主人公として、戦い抜く物語だ。
 
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