君の代わりに恋をする

――僕の代わりに、普通の恋をしてよ

佐倉葉月はクラスメイトの大崎に告白され、付き合うかどうか迷っていた。
大崎のことが好きなわけではない、でも周りに彼氏ができる中、誰かと付き合うことに興味はある。
そんな時もう一人のクラスメイトの男子進藤に、大崎と付き合ってよと言われる。
進藤は、大崎のことが好きだった。
弱みを握られた葉月は大崎と付き合い、進藤に『大崎としたことを再現する』というとんでもない約束をしてしまう。

――男とか女とか、そんなこと関係ないよ。好きになったのが大崎だった。大崎が男だった。それだけだよ

――これが、好きってことなの?
  こんなに醜い感情が、好き?
  私はもっと、キラキラして、ドキドキして、温かい感情だと思ってた。

――ごめん、なんかもうよくわかんない

これは恋? それとも友情?

――佐倉さんてさ、蓮が俺のこと好きなの知ってたの?

――好きになったら友達やめるの? 好きになったら黙って離れていくの?!

交差する思いと、それぞれの関係が行き着く先は……

――佐倉さんだからだよ

私と彼氏と、彼氏のことが好きな彼の、奇妙な三角関係が始まった。



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