玄庵日誌 不遇な少女と少年は出会い、そして――

 家庭環境が原因で自分の価値さえ見失っていた少女、香菜。そして問題行動を起こしてばかりの少年、中村。
 同じ中学に通っていながら関わることのなかった二人が、早朝の教室で言葉を交わしたことから互いを意識し始める。
 二年生になり、修学旅行で訪れたのは島根。そこで不思議なお茶と出会ったことから、運命は動き出す。

 不遇な環境に生まれた少年と少女が、苦しみながらももがき、成長していく物語。


※作中に出てくる茶銘は実在する製品とは関係ありません。
※イラストは三日月アルペジオ様からお借りしています。ありがとうございます。
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