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386隠れる僕達、止まるベル達
何かに気がついたドラッホパパ。大きな声でベル達に呼びかけます。
『お前達止めろ!! そいつは敵ではない!!』
けっこう大きな声で呼びかけたはずなんだけどね。攻撃の音と、家が壊れる音が凄くて、ベル達に届いていないみたいで。本当はベル達の所へ行って止めたいけど、僕達だけをここへ置いて行って何かあっても困るしって、ドラッホパパとても困ってます。
僕はみんなを見ました。みんなもそれぞれを見ていて、そして頷きます。一緒にベル達を止めよう!
「ちゃいよぉ!! ちょっちぇ!!」
今ねはちょっと止まって!!って言ったんだよ。ドラック達も一生懸命ベル達を止めます。
『止まって!!』
『お父さんが、止まってって言ってるよ!!』
『止まってなの!!』
『止まってなんだな!!』
と、危ない!! 攻撃で飛ばされた壁の破片が僕達の所に。急いでドラッホパパが結界を張ってくれて、なんとか危機を回避。後ろに下がって、またベル達を止め始めます。向こうにいるおじさんは、避けながら頭についた破片をパッパッとはらって。
僕達がもう1度叫ぼうとした時でした。
「やめなさい!! また家を壊す気なの!! それにジョーディ達が止まれと言っているでしょう! 止まりなさい!!」
僕達やドラッホパパ、全員を合わせた声よりももっと大きな声が、玄関に響きました。わわ!? 大変!! みんなどこかに隠れなくちゃ!! 僕達はどこかに隠れる場所がないか慌てて探します。
だって今の声、とっても怒っている時の声だよ。隠れないと危ないよ。お兄ちゃんもそう思ったみたい。僕達と一緒に隠れる場所を探していて、そしてこっちだよって。僕達を連れて階段の方に。
階段下にちょっと空間が。いつもはそこに荷物や、何かしら物が置いてあるんだけど、今日は何も置いていなくて。そこにみんなで隠れたら、全員隠れてピッタリの空間でした。
ドラッホパパはお話しが終わるまで出てくれるなって、もう1回結界を張り直したらそのまま向こうへ。階段下だから、階段を下りて来る音がちょっとだけ響いてきます。それからまたママの声が聞こえて。そう、さっきの大きな声はままの声だったんだよ。
「一体何をしているの。ほんの数分でこのありさま。ジョーディ達とドラッホパパが止まれと言っている声が聞こえないの!」
「も、申し訳ございません。しかし見たところ、かなりの力を持っている事が分かりましたので排除しようと」
「確かにジョーディ達を守るため、不審者に向かって行った事は問題ないわ。でもその後が問題よ。それだけに集中して、他が見えなくなるのはいけないわ。ジョーディ達の声も聞こえないほどね」
「申し訳ございません」
「その辺り、まだまだ修行が必要みたいね。私が後で厳しく鍛え直しますからね!」
「「「はい!!」」」
ベルや他のメイドさんの大きな返事が。ふぅ、とりあえずこれ以上お家が壊れることはなさそう。もうかなり壊れちゃってるけど。でも崩れてはいなから大丈夫だよね、うん。
一瞬会話が止まって、し~んとなる玄関。階段の途中で止まっていたママが、また階段を下り始めるのが分かって。ママ、もう怒るのおわり? ちょっとだけ向こうを見ても大丈夫かな。
結界を張ってもらってた事を忘れて、階段の下から出ようとする僕。少し進んだら顔がべちゃって結界にぶつかって潰れました。ドラッホパパ達の結界には色々種類があって、今日は触れる結界だったみたい。
それを見たドラッホ達が大笑い。みんなで面白いって言って、僕と同じ事を始めます。みんなダメだよ。僕は別にワザとべちゃ顔になったわけじゃないんだから。ママがまだ怒っていたら危険だし、それにあのおじさんの事もまだちゃんとに分かっていないんだから。
僕の真似をして喜んでいる声が聞こえたのか、ドラッホパパがこっちに。それで僕達を見て何をやっているんだって。僕はドラックパパに聞いてみました。
「ま~ま、も、にゃあ?」
今のは、ママはもう怒ってない?って聞いたの。
『何だって?』
そう言ってきたドラッホパパの顔が、少し引き攣っているような。それに少し汗をかいていて。
『お父さん、ジョーディママ、もう怒ってない?って聞いたんだよ』
『あ、ああ、そうだな。だがどうなんだ? いつもと違う気もするんだが』
「どうしたの? いつもと違うって何?」
その時、向こうからママの声が、もう出てきても良いわよって。もう家は壊させないって言ってきたの。違うよママ、それもあるけど、ママが怒っていないかが問題なの。ママがとっても怒ってる時の声だったから、僕達急いで隠れたんだよ。
ママの足音が近づいてきて、階段の下を覗いてきました。ニッコリのママ。いつもの優しい顔だったよ。良かった、もう怒ってないみたい。お兄ちゃんの方を見たら、お兄ちゃんも同じ事を思ったみたいで、じゃあ外に出ようかって。ドラッホパパに結界を消してもらって、みんなで外へゾロゾロ。
元の場所に戻って改めて玄関を見たら、玄関は本当に酷い事になっていました。あちこち壁に穴が開いていて外が見えているし、綺麗だった床もボロボロだし、天井もシャンデリアも、何箇所か壊れていたよ。
ベル達は向こうの方、1列に並んで、みんなとっても神妙な面持ちで立っています。それから反対側の方、おじさんが洋服をはたきながら、やっと止まったかって言いながらこっちに歩いて来て。
「やっと止まった?」
ママがそう言った瞬間、一気に僕達の周りが寒くなりました。
『お前達止めろ!! そいつは敵ではない!!』
けっこう大きな声で呼びかけたはずなんだけどね。攻撃の音と、家が壊れる音が凄くて、ベル達に届いていないみたいで。本当はベル達の所へ行って止めたいけど、僕達だけをここへ置いて行って何かあっても困るしって、ドラッホパパとても困ってます。
僕はみんなを見ました。みんなもそれぞれを見ていて、そして頷きます。一緒にベル達を止めよう!
「ちゃいよぉ!! ちょっちぇ!!」
今ねはちょっと止まって!!って言ったんだよ。ドラック達も一生懸命ベル達を止めます。
『止まって!!』
『お父さんが、止まってって言ってるよ!!』
『止まってなの!!』
『止まってなんだな!!』
と、危ない!! 攻撃で飛ばされた壁の破片が僕達の所に。急いでドラッホパパが結界を張ってくれて、なんとか危機を回避。後ろに下がって、またベル達を止め始めます。向こうにいるおじさんは、避けながら頭についた破片をパッパッとはらって。
僕達がもう1度叫ぼうとした時でした。
「やめなさい!! また家を壊す気なの!! それにジョーディ達が止まれと言っているでしょう! 止まりなさい!!」
僕達やドラッホパパ、全員を合わせた声よりももっと大きな声が、玄関に響きました。わわ!? 大変!! みんなどこかに隠れなくちゃ!! 僕達はどこかに隠れる場所がないか慌てて探します。
だって今の声、とっても怒っている時の声だよ。隠れないと危ないよ。お兄ちゃんもそう思ったみたい。僕達と一緒に隠れる場所を探していて、そしてこっちだよって。僕達を連れて階段の方に。
階段下にちょっと空間が。いつもはそこに荷物や、何かしら物が置いてあるんだけど、今日は何も置いていなくて。そこにみんなで隠れたら、全員隠れてピッタリの空間でした。
ドラッホパパはお話しが終わるまで出てくれるなって、もう1回結界を張り直したらそのまま向こうへ。階段下だから、階段を下りて来る音がちょっとだけ響いてきます。それからまたママの声が聞こえて。そう、さっきの大きな声はままの声だったんだよ。
「一体何をしているの。ほんの数分でこのありさま。ジョーディ達とドラッホパパが止まれと言っている声が聞こえないの!」
「も、申し訳ございません。しかし見たところ、かなりの力を持っている事が分かりましたので排除しようと」
「確かにジョーディ達を守るため、不審者に向かって行った事は問題ないわ。でもその後が問題よ。それだけに集中して、他が見えなくなるのはいけないわ。ジョーディ達の声も聞こえないほどね」
「申し訳ございません」
「その辺り、まだまだ修行が必要みたいね。私が後で厳しく鍛え直しますからね!」
「「「はい!!」」」
ベルや他のメイドさんの大きな返事が。ふぅ、とりあえずこれ以上お家が壊れることはなさそう。もうかなり壊れちゃってるけど。でも崩れてはいなから大丈夫だよね、うん。
一瞬会話が止まって、し~んとなる玄関。階段の途中で止まっていたママが、また階段を下り始めるのが分かって。ママ、もう怒るのおわり? ちょっとだけ向こうを見ても大丈夫かな。
結界を張ってもらってた事を忘れて、階段の下から出ようとする僕。少し進んだら顔がべちゃって結界にぶつかって潰れました。ドラッホパパ達の結界には色々種類があって、今日は触れる結界だったみたい。
それを見たドラッホ達が大笑い。みんなで面白いって言って、僕と同じ事を始めます。みんなダメだよ。僕は別にワザとべちゃ顔になったわけじゃないんだから。ママがまだ怒っていたら危険だし、それにあのおじさんの事もまだちゃんとに分かっていないんだから。
僕の真似をして喜んでいる声が聞こえたのか、ドラッホパパがこっちに。それで僕達を見て何をやっているんだって。僕はドラックパパに聞いてみました。
「ま~ま、も、にゃあ?」
今のは、ママはもう怒ってない?って聞いたの。
『何だって?』
そう言ってきたドラッホパパの顔が、少し引き攣っているような。それに少し汗をかいていて。
『お父さん、ジョーディママ、もう怒ってない?って聞いたんだよ』
『あ、ああ、そうだな。だがどうなんだ? いつもと違う気もするんだが』
「どうしたの? いつもと違うって何?」
その時、向こうからママの声が、もう出てきても良いわよって。もう家は壊させないって言ってきたの。違うよママ、それもあるけど、ママが怒っていないかが問題なの。ママがとっても怒ってる時の声だったから、僕達急いで隠れたんだよ。
ママの足音が近づいてきて、階段の下を覗いてきました。ニッコリのママ。いつもの優しい顔だったよ。良かった、もう怒ってないみたい。お兄ちゃんの方を見たら、お兄ちゃんも同じ事を思ったみたいで、じゃあ外に出ようかって。ドラッホパパに結界を消してもらって、みんなで外へゾロゾロ。
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ベル達は向こうの方、1列に並んで、みんなとっても神妙な面持ちで立っています。それから反対側の方、おじさんが洋服をはたきながら、やっと止まったかって言いながらこっちに歩いて来て。
「やっと止まった?」
ママがそう言った瞬間、一気に僕達の周りが寒くなりました。
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