もふもふが溢れる異世界で幸せ加護持ち生活!

ありぽん

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389おじさんの正体はペガサスのシュー

 まったく、何が起きているのか。こんな季節に目が覚めるとは思っていなかったが、それもこれもあれが原因か? 何故こんな事になった?

 季節が流れ異変に気付き起きれば、まだ周りは暑い季節のど真ん中、何故こんな季節に目が覚めたのか、通常の力が出ないまま辺りを調べてみたのだが。我の世界が壊れているではないか。

 眠りにつく前に完璧に作ったにも関わらず、3分の1が崩れてしまっていた。慌てて直そうとしたが、暑い季節のせいで我は本来の力を出す事が出来ず、一瞬で直す事はできなかった。だがこのまま放っておく訳にも…。

 このままではあの子達にも被害が出てしまう。原因は奴等だろうが、あ奴等をどうにかする前に、最低限あの子達の安全は確保せねば。もう既に何人かの子が怪我をしたり、具合が悪くなってしまっている。

 はぁ、まずは全員を我の元へ集め、奴等がこれ以上あの子達に手を出さぬようにし。それから具合の悪い子達を治したら我はあ奴等の元へ。だがこれだけの事を、今の私がどれだけ出来るだろうか。あの子達を守る事はできるだろうが、あ奴等の相手となると。

 我は取り敢えず簡単な結界を張る。そしてあの子達に呼びかけ、すぐに我の元へと来るように言うと、あの子達のために、すぐに特別な空間を作り始める。
 次々と集まってくる子達の具合を確かめながら、空間と結界を張り終わるまで、元気な子達に、具合の悪い事達の世話を任せた。

 空間ができるまでには、ほとんど全ての子達が集まり、そして最後の子がやって来たのを確認すると、空間の周りに強い結界を張る。我しか出入りができない結界だ。
 この結界にはかなりの力を使うことになり、これからの事を考えるとあまり使うのはと思うが。それでもやはりこの子達を守るためには必要だろうと思い、この結界を張った。

「さぁ、皆私の周りに。すぐに治してやろう」

『あのね、ボクは手が痛いの』

『僕は足』

『私は擦り剥いちゃった』

「大丈夫、すぐに治るよ」

 すぐに治癒魔法をかける。1人ずつではなく全員いっぺんに。その時外の結界に攻撃された感覚が。ここからは1番遠い場所だが、また奴等が攻撃をして来たようだ。
 治癒魔法をかけながら、すぐにあちらの今攻撃された場所の結界を修復する。と、一気に力が抜け、我はその場に膝をついてしまった。が、結界はなんとかきちんと張り直す事はでき、奴等の侵入は防ぐ事はできた。

『大丈夫!?』

『苦しい!?』

『ボク達より先に治して!』

 皆が心配して我にそう言ってくれた。自分達の怪我も具合が悪いのも、まだ治っていないのに皆優しい子達だ。

 我は力を入れて立ち上がり、すぐに治癒魔法を再開する。大丈夫だ、皆は我が絶対に守る。絶対にこの場所を奪われてたまるか。

      *********

 おじさん、ペガサスさんのシューだったよ。僕もみんなもビックリ。だって僕達はシューの魔獣さん姿しか見た事ないし、変身できるって知らなかったから。
 
 もう!! ペガサスのまま来てくれれば良かったのに。そうしたらベルも攻撃しなかったはずだし、お家も壊れなかったよ。
 そういえば気配を消してきたって、そんな事も言ってなかった? それもダメだよ! ドラッホパパなら気配ですぐに気がついて、それもベル達に伝えられたでしょう?

 僕が思ったこと、みんなもそう思ったみたい。

『シューなの? 最初からいってよ!』

『お家にボロボロ、ダメなんだな!』

「あの方はペガサス様なのですか?」

『ああ、何をしに来たが知らないが、まったく余計な事を。ルリエットのあれは、どれくらいでおさまるのだ?』

「そうですね。前回は2日ほどあの状態が続きましたか。旦那様と喧嘩をされて、それが原因であの状態が2日ほど続きましたね」

 ん? パパと喧嘩? それでママは今みたいにとっても怒って、それが2日間続いてって。一体どんな喧嘩したの!? 

「僕覚えてない」

「マイケル様が2歳の頃ですからね、覚えておられないかと」

『あれが2日間も続くのか。あまりに続くようなら、何とかして止めねばならぬか? 奴も何か用があって来たのだろうからな。あまり森を離れるのはまずいだろう。取り敢えずジョーディ達を部屋へ送る』

「かしこまりました。では私は中から部屋へ。ジョーディ様方を受け取ります」

 すぐに家の中に入って行くレスター。グッシーもすぐに飛んで、ドラック達は壁の溝に足をかけながらーぴょんぴょん上に上がってきたよ。
 僕のお部屋の窓の前についたら、もうレスターが中にいました。今家に入ったばっかりだよね? ちょっと早すぎない?

 窓を開けて、まずはドラックパパ達が中に。それからドラッホ達を咥えて受け取って、そうやって順番に部屋の中に入って行きます。最後は僕とお兄ちゃん。僕はレスターが。お兄ちゃんはローリーが洋服を咥えて、支えてくれながら中へ入ったよ。

『我は様子を見てくる。ジョーディ達は部屋の中にいるのだぞ』

 そう言って、すぐにグッシーとビッキーは行っちゃいました。ドラッホパパはソファーの上でグッタリです。ドラッホパパありがとうね。僕達を守ってくれて。みんなでありがとうを言って、それからブラッシングをしてあげました。

 それから少しして、トレバーが夜のご飯って呼びにきてくれたんだけど、ご飯の時ママはいなかったんだ。それからパパもね。ママ、まだ怒ってるのかな?
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